PTA 委員のためにオンライン

今日は PTA の地区委員のお仕事で、小学校の自転車教室開催のために午前中は小学校へ。地区委員も全員が全員この仕事をするわけではなく、交通安全協力委員になった2人だけがするのであるが、3年生の各クラスから10人程度保護者を集める依頼をしたり、担任(学年主任)の先生と調整したり、市役所の担当課と調整したり、そこそこ仕事がある。確かにこれは先生だけでやるのは大変である。

で、10時から12時半まで3年生の自転車教室の自転車点検の補助と、実技訓練の補助をしたのであるが、正直なところ1クラスに10人の保護者は要らないな……。やるにしても1学年で10人いればいい。個人的には、市役所の方々や先生方とやりとりして、それぞれこういう人たちが地域で働いているのか、ということが分かってよかったが、結局、暇な保護者を集めて顔合わせをし、話したりできるダラダラした時間を用意する、というのが裏の(というか主な)趣旨のイベントであるような気がしており、わざわざ仕事のある人が仕事を休んでまで参加しないといけないようなイベントではないし、仕事休んで参加した人からすると「なんでこんなことをやっているんだろう」「この待ち時間は何なのだろう」と疑問に思ってもおかしくないのでは。もちろん、どんな人がリーダーになっても(やる気のない人がリーダーにさせられてしまっても)回せるように、あえてものすごく冗長な感じにしてあるような気もするのだが、それにしても冗長度が過ぎると思う。しかし、こんな実技訓練でも、参加した保護者のアンケートでは、意味があるので続けてほしい、というのがマジョリティのようで、まあやりたい人が手を挙げてやるならいいのでは……という気がした(それなら PTA も名実ともに任意加入でいいのだが)。

昼からは機械翻訳グループのミーティングの後、B2 の人工知能の授業(リアルタイム配信+オンデマンド)。実は人工知能の授業の方は最初は休講にしようかと思っていたのだが、学生に「オンラインにするのと休講にするのとどちらがいいか」と聞いてみたら、休講+補講よりオンラインの方がいい、ということだったので、オンラインに変更したのである。これまでであれば補講にしていたであろうが、こういうように柔軟に形態を変えられるのは、いいことである(メインは対面でやるにせよ)。PTA の仕事で授業をオンラインにした、という話を妻にしたら、学生たちにそういう姿を見せるのは意味がある(父親も子どもに関する用事で仕事を休んでもいい、というメッセージを若い世代に発する)からもっとやるといい、と言っていたが、自分も割と意図的にやっている。ちなみに今日の PTA のイベントで集まった親は25人中24人(つまり自分以外)は母親であった。半々とは言わないが3割くらいは父親が来てもいいと思っている。授業参観は半分弱は父親が来ているので、父親が仕事を休めないわけではないと思うのだが、無駄な仕事が多くて(あるいは無駄が多いと感じられる・予想されるので)来たくない、というのであれば同意せざるを得ないが……。

夕方は当初面談のための自己評価書を作成したり、書類を確認したりで2時間。週末なので細かい仕事が溜まっている。