スタッフが複数いると段違い

朝5時になぜか目が覚めたので原稿を1時間書く。とりあえず筆が進むうちは勢いで書くつもりで……。来年度の授業が始まったら授業の準備もしないといけないので、原稿を書くのに使える時間は今年度の間しかないし。

午前中はメール処理やら何やらを1.5時間したあと1時間原稿を書く。iPad Pro で書いているときが一番捗る気がするのだが、そもそもコンパイルして見栄えを確認することができないので、見栄えを確認せずひたすら書くしかないからだろうか(あとは、たくさんアプリケーションを開くことができないのもあるだろうけど)。ちなみに Dropbox 上のファイルを Dropbox のエディタで開いて書いているので、エディタ的に書きやすい訳ではない(LaTeX のコマンドとかもベタ打ちしている)。

午後からは言語学習グループのミーティング。今日からは mita さんが参加してくれるのであるが、このグループは全部で9人いるので、タスクの確認をしたりしつつ進捗報告を聞いていたら、結局13時から17時まで4時間かかった。しかし oka さんが来てくれたこの1ヶ月も痛感したが、自分以外のスタッフが研究にコメントをくれるというのは本当にありがたいことで、この8年半研究室ではスタッフ1人でやっていたので、涙が出るほど助かる(博士後期課程の学生や、M2 の学生のみんなが、いつも助けてくれていたが)。

今回はたまたま色々な幸運が重なってこういう形になっているが、こんな環境で研究できるんだったら、もっとガンガン研究できるなあ、と思ったりする。スタッフが複数人いるビッグラボの人たちは、こんな環境で研究しているんだなあと、NAIST を出てしばらくぶりに思い出す(学生として参加するのと、教員として運営するのは結構違う)。まあ、今の組織(情報科学科)だと教授になるまで助教は採用できないし、教授になっても最初は採用できないので、仮に自分が教授になっても、恐らく10年くらいは回ってこない計算である(情報科学科は小野研、西内研、松田研に助教の人がいない)。というのも、教授の人数より助教の人数の方が少なく、助教を採用できる教授が退職し、かつその教授に紐づいていた助教の人も退職してポストが空いたら、次に助教なしで待っている教授の人にポストが回ってくるので……。(改組のタイミングがあれば違うのかもしれないが)