コロナ禍に振り回された気もするが

今日は2020年最後の日だが、過ごし方は変わらず、午前中は小金井公園に行き、昼寝してから午後は近所の公園に行くというルーチン。こうやって休みの日に毎日公園に行くのも、いつまでだろうな(上の子が10歳くらいまでに、もう一緒に行かなくなりそう)。

去年に引き続き恒例の1年の振り返り。

1-3月

  1. 下の子が生まれてすぐだったので夜は3時間おきのミルク。新型コロナの感染爆発前だったが、育児のために在宅勤務を認めてもらっていたので、緊急事態宣言で保育園が休園になるまでは、実はそんなに働き方は変わらなかった。
  2. 言語処理学会年次大会もオンライン開催になったが、事前に参加申し込みをしていないといけなかったので、結局参加はできず。ここ5年くらいほとんど参加していないので、もしかすると小町の存在が疑われ始めているかもしれない(?)。
  3. 国際会議への投稿はなかなかうまく行かず。4月頭にあった投稿締め切りが、新型コロナの影響で延びたのは良かったが、あまりスッキリしなかった。

4-6月

  1. 緊急事態宣言の発令で保育園が休園になったのが一番大きい。2週間ほど頑張ってみたが、授業が始まってみて、これは無理、と思ったので市役所に掛け合って保育園に連れて行けるようになってホッとする。ご近所さんたちと仲良くなれたのはよかった。
  2. 授業の開始が本務先も非常勤先も1ヶ月遅くなったが、新型コロナ関係なく在宅勤務体制と講義の録画、Google Colab を用いた演習体制など昨年度までに準備していたので、オンライン試験以外は特に問題なかった。ちなみに時々下の子が授業に出演していた。
  3. 研究室のイベントも全てオンライン。対面でやるのと比べて参加者の負担は少ない気がするので、これはこれでいいと思うのだが、新入生のケアがちゃんとできない気がする。現状そんなに問題になっていないが、これにもし問題があったとすると、表面化するのは2-3年後である。

7-9月

  1. 在宅勤務が普通になり、Mac を新調したり椅子を新調したり、結局合計すると100万円くらい在宅勤務関係で支出した(半分は研究費 = 経費によるものだが)。上の子が小学校に入る前の最後の夏休みだったのだが、屋外プールに行けなかったのが心残り。
  2. 本来はこのあたりからイギリスに家族で行く予定だったが、日本もイギリスもそんなどころではない状況なので、サバティカルを1年間延期することになった。来年度になっても行けるかどうか分からないし、少なくとも2022年4月までは行かないことをすでに決めている。
  3. 国際会議には順調に採択されていて、昨年度の目標を達成することができた。以前の予想では今年度がうちの研究室の(業績的な)最初の黄金期なので、ひとまずどこまでいけるかといったところである。

10-12月

  1. 下の子が1歳になり、夜のミルクも1回以下で、だいぶ安定してきた。病気もちょくちょくするが、2人目なので「ああ、このパターンね。」と対処できるので、そんなに困ってはいない。それより、上の子と違って活発なので、怪我をよくするのが気になる。
  2. 海外の研究生はオンラインで指導していたが、レジデンストラックで来日できることになり、受け入れたりするので結構手間がかかる。大学院の出願も今年は留学生は例年と比べるとだいぶ少なかった(そもそも日本語学校に通うなど来日していないと、なかなか来られない)ので、来年度以降に影響がありそう。
  3. 博士後期課程の学生たちの論文誌や国際会議がようやく採択され、3人の博士論文審査委員会を立ち上げることができた。年内には1人が公聴会、年明けに2人が公聴会で、今年度は3人の博士号取得者が誕生する予定。少しずつ研究室を前に進めていきたい。

後から振り返ると新型コロナウイルスに人類が直面したという歴史的な1年になりそうだが、自分としてはそこまで影響はなかったような気がする。それよりは子どもたちの成長の方がインパクトが大きいし、あっという間だなあと思ったりする。