コロナ禍でリスク管理は厳重に

今日は出勤日なので午前中はメール処理と事務処理。GPU の注文を進めてみたが、今年中に納品されるのだろうか。

昼からは共同研究のミーティング。おかしな結果を見て「これはこういう原因では?」と予想して、それが当たっていると嬉しいのであるが、予想が外れることもあり、最近は外れたときのリカバリー能力が落ちているように思っている。

最近論文をちょこちょこ読むようにしていて、やっぱり研究っておもしろいなと思うのたが、深層学習前後で共通している部分と違っている部分があって、この違っている部分をアップデートしないといけないのである。まあ、深層学習以前を全部切り捨てて無視するのは明らかにおかしいが、逆に深層学習以降の発展を忌避するのも変な話なので、ちゃんと両方押さえた上で適材適所な研究をしていきたい。

午後は研究生の受け入れ手続きや会計手続きなどの事務処理。今月に入って海外から来日する学生を受け入れられるようにはなったのだが、受け入れるための手続きがとても面倒くさい。適切にリスク管理するのは必要なことだとは思うのだが、リスク管理のために必要なコストを受け入れ教員と学生に丸投げするのはどうかと思う(事務コストも増えているだろうが)。以前から本学は留学生の受け入れに消極的だったが、ここまで来ると本音どころか建前的にも来てほしくないと言っているに等しいのでは、と思ったりする。

海外の組織の公開するいわゆる大学ランキングでは国際性が高く評価されるため、留学生や外国人教員率が低い本学はランキングが低くなるので、それを気にして大学当局も留学生を増やすためにはどうしたらいいか、みたいなアンケートをちょくちょく出してくるのだが、本気で留学生を増やしたいとは思っていない(例えば大学院の博士前期課程で秋入学できるように、というのは繰り返し意見として出しているが、なんやかや言われて一つも前に進まない)のが見え見えなので、こんなでは増えない(日本人学生と同様に行動できる留学生はウェルカムだが、そうではない留学生は来てもらったら困る、という態度はよくない)よなあ、と思うのでる。

夕方は学部教務委員会。12月に加えて1月の予定も決める。1月はどうなっているんだろうなあ。