暑過ぎて扁桃炎がぶり返す

火曜日くらいから、喉が痛い。鎖骨骨折のために最近 CPAP ができておらず、そのくせ暑くて窓を開けたまま寝たのが悪かったのだと思うが……。ちなみに下の子はものすごく暑がりで、今年に入ってからは冬でも何もかけずに寝ている。上の子は冬は着る毛布みたいなのを着て寝ていたと思うのだが、下の子は全然そういうのを使わない。厚着も嫌がるのだが、そのせいか虫刺されが激しい。

午前中はメール処理をしたりしつつ課題の採点をしたりしてから、自然言語処理の授業。今回の課題は割と自由度が高い課題にしたので、学生ごとに記述内容が違っておもしろかった。主な受講生は M1 なので当然と言えば当然であるが、B3 でみんなこれくらい書けるようにするためには、どういうカリキュラムにすればいいんだろうなあ(そもそもカリキュラムの問題ではなく、そういう学生を入学させないといけない、ということなのかもしれないが)。

午後は共同研究のミーティング。来週締め切りの国際会議に向けて、原稿を共有しながら最後の追い込み。最近は Overleaf を使うことが増えてきたが、Overleaf は勝手にエラーを修正してコンパイルしたりしていて(アウトプットのログを見ると書いてあるのだけど)、ダウンロードしてコンパイルしようとするとコンパイルできなかったりするのが意外に落とし穴である(arXiv に投稿しようとして、Overleaf では PDF が生成できるのに手元ではできなくて最近困った)。

午後は国際会議の原稿3件(合計2時間)を見つつ、2021年4月の入学希望の研究生と Zoom による面談。今年の夏季入試の受験希望者とも先日面談したのだが、それぞれの学生とも、卒業論文をチェックしたあと、研究計画書を最低3往復はしていて、研究計画書を書く能力のあることは分かっているのだが、それ以外について確認するためである。やはり、話してみないと分からないことがあるので、面談は重要だなと思うのだが、ここまでメールベースでやりとりしていても、話さないとわからないことがあるというのも、なかなか厳しいものがある。

最近外部受験生で気を付けているのは(英語力は語学テストのスコアを見ればいいので)数学力とプログラミング能力で、以前は受験を許可できる人数に制約がなかったので、割と気軽に受けてもらうことができた(入試でスクリーニングできた)のだが、今は受験を許可できる人数に制約があるので、筆記試験をしないで誰を許可するか決めなければならず、仕方ないので成績証明書を出してもらって数学の成績を見たり、コードを出してもらってプログラミング力を見たりしているのである。

そもそもうちは外部からの博士前期課程の学生は最大でも毎年3人しか受け入れられないので、うちしか考えていない、という人は、もっと手前のところで NAIST を検討していただきたい(NAIST も検討した上で、うちに来る利点と欠点を理解して来るのは歓迎するが)。

夕方に、上の子が最近寝るときに鼻が詰まっているというので耳鼻科に連れていったのだが、ついでに自分の喉も見てもらったところ、病院で待っている段階でだんだん熱が上がって頭が痛くなってきて、診察してもらったらもう喉が真っ赤でリンパ節も腫れていて明らかな扁桃炎で、今日くらいから熱が上がるかもしれませんね、と言われる。昔は扁桃炎に隔月くらいでなっていたが、CPAP するようにしたら(口呼吸から鼻呼吸になったおかげで)ここ2-3年は扁桃炎フリーになっていたのに、失敗した。

帰宅後、どんどん体調が悪くなり、39.0度になったので、夕食も食べずお風呂も入らず寝る。結局38-39度が続くが、〆切間際にこういう体調不良は(骨折で体力が落ちていたせいかもしれないが、ダブルパンチで身動きが取れず)あまりにも痛い。