10年後ブームが過ぎていてもなお

午前中は大学院の自然言語処理の授業。YouTube 教材がそろそろなくなってきたので、話さないといけないことが増えてきた。一度半期分の資料を作っておいたほうがいいかな、と思ったりする。1回の授業で使う動画は10-20分(長くても15+15=30分)で、あとはライブで補足する形だと思うし……。

昼過ぎは共同研究のミーティング。中々バグが取れずに悶々としていたが、どうやらバグが取れたようでちゃんと論文の書けそうな結果が出てきてよかった。しかしここから書いて間に合うのだろうか? 間に合おうが間に合わなかろうが、書いたほうがいいのだろうが……。

午後は国際会議に投稿予定の原稿 x2 を見る。言語処理学会年次大会も10本近くの論文を並行で見るのでメンターの人たちに頼りっきりだが、今は鎖骨骨折で行動に制限があるので、体調的になかなか厳しい。

夕方は大学院入試についてのミーティング。学科(学域)ごとにやはり色々違うようであるが、情報科学科としてどうしていけばいいのか、ということを考えたりする。カリキュラムや入試関係は一度変えるとしばらくそれでやらないといけない(し、変えるとすると何年も前から調整しないいけない)ので、今起きている変化が一過性のものかそれともそこそこ中期的なものかを見極めないといけないという悩ましい点があるのだが、情報科学科の人気が高まっているのは、ここから AI ブームの終焉が来たとしても10年単位では確実に増えていると思うので、やはり少し厳しくしたほうがいいのではなかろうか(研究室単位でコントロールできるレベルを超えている)。