雨上がり外で元気に水遊び

さすがに投稿予定の国際会議の原稿の添削が溜まりすぎていて、深夜に2時間ほどコメントを入れる。去年の夏からずっとやっている実験だし、言語処理学会年次大会で発表するときも結構原稿を見たし、もう疑問点はないと思っていたのだが、しっかり読んでみると不明点が色々ある。まあフルペーパーやジャーナルを書くというのは短距離走ではなくマラソンを走るようなものなので(と言いつつマラソン走ったことはないが)、不明点を一つ一つ潰していく地道な作業であるし、原稿は早めに全体を書いて不足点を洗い出して行ったほうがよいと思う(後からの手戻りの発生が痛くなるので)。

昼は晴れて暑かったので、近所の子どもたちが水鉄砲で掛け合いをしていたのに上の子も混ぜてもらう。結局最終的には20人くらいで打ち合いをしていたのだが、途中から娘が散水用のホースで小学生の男の子たちに水をかけるようになり、「あの子ずるいよ、みんなで狙おう」と言って男の子たちから水鉄砲の集中砲火を浴びていたが、それで泣き出したりするのかと思いきや、全然平気な顔で笑いながら男の子たちにかけまくっていた。心が強い。参加していた子、全員頭から足先までずぶ濡れになっていた。

自分が子どもの頃はこんな感じで遊んだりすることはなかったので、少しうらやましい。兄と2人で外に行けと言われるので、幼稚園から小学校3年生くらいまではだいたい兄にくっついて外に遊びに行っていたが、兄の同級生からはほとんど邪魔者扱いされていたので、放課後は基本的につまらなかった。小学校4年生くらいからは自分の同級生と校庭で遊んだりすることもあって少し改善されたが、根本的には人生楽しくなかった(同級生からは、仲間外れにはされていなかったが、リーダーグループの男子から意味なくキレられたり眼鏡を隠されたりするなど、いじめられていたし)。5年生以降は(兄が中学に入って部活をするようになり)家でファミコンしていてよくなったので、そこからは大体家で(友人を呼んだりして)遊べるようになってよかった。

中学に入ってからは、こういうローカルな付き合いが全部なくなったので、心の平穏が訪れたし、中学受験してよかった最大の利点は、小学校の友人付き合いから完全に逃れることができたことだと思う。なので、公立小学校に通っていて楽しくない子は、どこでもいいから中学受験して中学を変わったほうがいいと思っている。まあ、そういう選択肢があるのは都市部だけの話だろうけど……。

午後も別の国際会議の原稿を見てコメントを入れたりする。今年は色々な国際会議の投稿締め切りが延び、それはそれで助かった面もあるのだが、延びたことで緊張感も薄れ、結局ここからクオリティを上げていく作業がまだ残っているので、これから本気を出していきたい。