かなタイプするとき困るキーボード

最近 MacBook 12インチのキーボードが不調だったので、キーボード修理プログラムに依頼して昨日ピックアップしてもらったので、iPad Pro しかないが地味に痛い(家で PDF を開いてコメントしたりができない)。普通の無償交換なのはいいのだが、2015年から2019年にかけて発売された、新しいバタフライ式の MacBook、MacBook Air、MacBook Pro が対象なので、最近研究室で購入したモデルはほとんど当てはまる気がする。授業に可能な限り影響がないようにして、かつ休暇中に自宅でも作業ができるようにする、というタイミングだと、出すのはこのタイミングしかなかったのであるが……。

ちなみにキーボードの不具合自体は1年以上前からときどきあり、その都度だましだまし使っていたら使えていたのだが、今回効かなくなったのは JIS キーボードでいうところの濁点のキーで、自分は「かな入力」しているため、このキーが使えないと大変困るのであった(ローマ字入力に切り替えれば「@」を打つ機会はそんなにないので、さらにだましだまし使うということはできるが)。「かな入力」について聞かれたことが最近あるが、自分は Linux を使い始めてから5年くらいずっと SKK を使っていたので、ほとんどの日本人と同様ローマ字入力だったのだが、NAIST に入学して入力方式自体をいろいろ試そうと思って M1 で NTT 研究所にインターンシップに行ったのをきっかけに、インターンシップの期間中は全部かな入力で日本語を入力するということを自分に課し(日報のメールやウェブ検索もかな入力でしないといけないので、強制的に慣れる)、1ヶ月でキートップを見ずに入力できるようになって、それからはずっと「かな入力」である。TUT-Code も試したことがあるのだが、1ヶ月かけてかなと漢字を数十個覚えたくらいで挫折してしまった。日本語の入力スピードの最適化としては、かな入力くらいがちょうどいいのではないかな……。

お昼から娘を連れて病院に行く。即位礼正殿の儀による祝日で、世の中的には儀式の中継を見たりしていたようだが、本来は今日が入院の予定日だったのである。手術に関する説明を聞いたりなんだり(昨日に緊急入院することになったので、昨日は取るものもとりあえず、という形だったのだが、命に別状はないということで手術は予定通り)。5年前は緊急手術だったので自分ではなく母が代わりに説明を聞いたのだが、今回は入院こそ緊急だったものの手術は予定通りのようなので、こうやって話を聞くことができてよかった。

午後は娘を連れてスーパー銭湯へ。いつも行っている少し離れた方ではなく、家から自転車で10分くらいの近い方に行きたいというので、助かった。祝日だからか車は満車だったので、自転車で行って正解。最近保育園でも朝にみんなの前では着替えるのを恥ずかしがって(散歩のあとは毎日全員シャワーを浴びるので、そのときはすっぽんぽんのはずだが、一人だけ着替えるのとみんなが着替えるのは別のようだ)、「パパこっち来て!」と呼ばれてトイレで着替えるようになってきたので、一緒にお風呂に行けなくなる日も近そうである。そういえばうちはまだ娘と父とで一緒に入っている(娘の気分による)が、保育園で「5歳でもうパパとは一緒にお風呂に入りたくないと言われた」と言っていたパパ友がいた(現在小2)。