対面で話して分かることもある

台風一過で普通に出勤。今年度は(前年度の引き継ぎの問題もあって)急遽お願いした非常勤講師の方の授業があり、学生側からしても「開催日時、担当教員が分からないのに履修登録をしないといけない(他の集中授業とのバッティングもありうる)」という状態で、申し訳ないやら何やら(経緯的にはそもそも今年度の教務委員の担当ではないので、自分が申し訳なく思う必要はないのだが)。

午前中は学部教務委員の別のお仕事で、学生を呼び出して面談。8-9月で合計両手で数えるくらいの学生と面談しているのだが、2-3月も(場合によっては親も同伴で)これくらい面談しないといけないかと思うと、先が思いやられる。あまり呼び出して話を聞くよりはメール等で済ませられるのが一番楽ではあるのだが、こと学生指導に関しては面談することでかなり学生の様子が分かるので(そもそも面談しないと情報がほぼゼロなので当然だが)、数分でも会って話をするのがとても大事だとは思う。

お昼は非常勤講師の方とランチ。日野キャンパスは住宅街のど真ん中にあるので、(特に昼休みという限られた時間で行ける圏内に)食事をする場所がほとんどないという問題があり、学生はスーパーやお弁当屋さんで買ったお弁当を食べていることが多いようだが、外から人をお呼びしたときに若干困る。南大沢であれば、大学が駅前にあるし、南大沢駅はかなり大きく、たくさん選択肢はあるのだが……。NAIST の懐かしい話をしたりするが、NAIST 時代が一番青春っぽかったなあ。

夕方は六本木に移動して夕食。Microsoft Research のインターン同期の大学での友人が(パートナーの転勤に伴って)東京に来るということで、就職先の相談に乗ったりしたのがきっかけで(いくつか紹介した中の1つに9月から働き始めているらしい)、ご夫婦でディナーに招待されたのである。ご夫婦いずれの論文も以前から読んでいたことがあるので、なんだか不思議なご縁である。参議院選の仕組みについて解説したりする。日本の参院選は韓国ともアメリカとも違うようで、特殊なのか……。