海の日も授業のために大学へ

海の日で世の中的には祝日なのだが自分は授業日なので出勤。

朝は9時から学部教務委員会。交通機関が遅延したり運休したりする場合の対応について議論したりする(昨年度、自分が学部教務委員長だったときに上がっていた案件なのだが、やり残して宿題として引き継いでしまった)。いま日野キャンパスは JR 中央線または JR 横浜線が止まった場合しか考慮していない書きぶりになっているが、京王線や小田急線等が止まった場合はどうするかとか、キャンパス間の連絡バスが遅延あるいは止まった場合はどうするかとかいったことが明文化されていないのである。まあ京王線や小田急線を考慮するなら八高線は どうなんだとか、青梅線や南武線、モノレールはどうなんだとか、きりがない気はする(個人的には日野キャンパスの最寄り駅ではない横浜線が入っていることに違和感がある)。

午後は事務処理をしたりメール処理をしたり、論文の添削をしたり。単なる授業日なので授業をするだけかと思いきや、結構することがある。

夕方は南大沢に移動して B1 の基礎ゼミナール。このゼミナールの最終課題は、立花ゼミの「20歳のころ」を参考に、20歳のころをインタビューしたい人を自分で決めてインタビューして報告する、という課題を出していて、今日が最終発表会の日なのである。父や母、祖父や叔父といったように家族や親族にインタビューする人が一番多く、次に多かったのは高校や塾の先生だったのだが、Twitter でつながっている有名人に DM で突撃して OK をもらったり、あるいはお父さんのツテで著名な人を紹介してもらって話を聞いたりする人もいたりして、大学生ともなると色々行動力にも差が出てきておもしろかった。

手近な親にインタビューした学生も、実は親御さんの若いころの話は直球で聞いたことは全然なかったりしたようで、これを機会に初めて知ったことがあったという学生が相次ぎ、この企画は割と成功だったと思っている。来年度はこの授業は担当しないのだが、自分も勉強になって大いに楽しめてよかった。