大学の仕事はそんな多くない

午前中は学部教務委員会の事前打ち合わせ(委員長業務)。早稲田の教務主任になった方が週3日教務関連の会議で潰れる(自分の時間の200%を取られる)と聞いて、うちは学部教務委員長でも月8時間くらいの仕事で済んでいるし、恵まれた環境であるとつくづく思う。研究室に教員が1人しかいないので負担感があるが、絶対的には大学運営の仕事は少ないと思うのである(長のつかない委員なら、月4時間くらいの仕事量)。

お昼は学科会議を13時から開催してもらったので、半年ぶりくらいに定例の学科会議に参加。いつも教務委員会と時間が重なっていて全然出られず、情報量的には浦島太郎になっているし、学部再編直後でいろいろ新しく決める内容があるのに審議事項にも参加できず、ちょっと不満に思っていたのでありがたかった。

しかし結局審議事項は継続審議になってしまい、言いたいことは言えたが最終的にどうなるかは不明……。特に学部から大学院への接続をしっかり考える必要のある時期だけに、このタイミングで学部教務委員なのは厳しいなぁ。しかし昨年以前に教務委員になっていても、大学のついての知識がなくてしっかり仕事できなかっただろうし、このタイミングで学部教務委員の仕事をしていないと、今後の学部教育についてもちゃんと設計できないだろうし、ここしかなかった。

午後は南大沢に移動して全学の教務委員会、基礎教育部会、そして基盤科目検討部会の3連続。こういう委員会の仕事をしないと、1-2年生の教育について全然知識のないまま過ごさないといけないし(6年目にして初めて知ることが多い)、大学運営の仕事は割と勉強になるので、自分はやること自体は好きである。