20年ぶりの再会変わらない

娘(4歳1ヶ月)が、朝「コーチがかっこいいから、一人でもスイミングに行く!」と言っていたので、これは・・・と思いつつスイミングに行ったのだが、どうも月に4回のレッスンで6月30日は5回目の日なのでレッスンがなかったようで、そのまま多摩六都科学館に切り替え。

娘は「虫が見たい」と言うので虫が見られるフロアに来たのだが、多摩動物公園と違ってここはそんなにたくさん虫がいるわけではないので、あまり満足しなかった模様(汗)絵本を読んでほしい、というので魚の本を読んだりうんちの本を読んだり。

ずらーりウンチ―ならべてみると…

ずらーりウンチ―ならべてみると…

子どもはこういう本好きね〜。

お昼ご飯を食べて帰ったら、娘は珍しく昼寝してくれたので、保育園の会議の議事録を作成したり、ノート PC のデータを整理したり。12インチ MacBook、ディスク容量が 512GB しかないので、せっかく Dropbox が 1TB まで使えたり、Google Drive の容量が無制限だったりしても、全部を同期すると溢れてしまう。12インチ MacBookSSD が 1TB のモデルがあれば買い換えるのにな〜。

夜は渋谷に移動して学部時代の同窓会。1998年文科3類16組(フランス語)の入学20周年記念ということだが、もう20周年! とびっくりである。駒場キャンパスから渋谷は近いので、よく歩いて渋谷に来たものだが、40歳にもなって渋谷を歩くと、もうここはあと100回訪れることはないよなぁ、10回はあるかなぁ、なんて考えたりする(自分は少なくとも100回は渋谷を訪れたことがあるはずで、1,000回に近いオーダーだと思うが)。

同窓会は同期28人(たぶん)中14人が集合するというもので、とても楽しい会だった。たまたま隣に座った同期(というか全員同期だが)が日中英の通訳をしていて、台湾に長期間住んでいた(学部時代は哲学をしていた)という話で、自分も台湾の言語政策で(科学史・科学哲学専攻で)卒論を書いたし、現在は(ニューラル)機械翻訳で日中英の翻訳に取り組んでいるし、なんとまあ、と驚く。確かに全員基本的に文系なので、工学の世界にいる自分が外れ値ではあるが、他の人たちも数奇な運命を辿っていて、自分は全然普通だなぁ、と思ったりする。

あと、学部時代に特に仲が良かった2人のうち、しばらく東京にいなかったので会えなかった1人に久しぶりに会うことができて、じーんとする。自分も8年間くらい東京にいなかったし、最後に会ったのは(自分は忘れていたが)12年前のようだ。みんな20歳のころにやりたかったことを(迷いながら20年かけて)やっているんだな〜、と思ったりして、20歳のころはそうは思わなかったけど、もがいたり苦しんだりしながら40歳まで生きてきて今の自分がある、っていうのはみんな素敵だなと思う。

学部生時代は自分の中ではあまりいい時期ではなかったのだが、こうやって20年も経つと思い出すのは全部楽しいことばかりで、時間が浄化(美化)してくれる、ということもあるなと感じる。自分自身も少しずつ変わるし、これからの20年もどうなっていくのか楽しみである。