メンタルがやられていると進まない

午前中は企業との共同研究のミーティング。この共同研究は成果報告書を納品する必要がないので、若干助かっている(ただしソースコードを納品する必要があるので、学生の負荷が高いのであるが)。

お昼は学部長と面談。今年度の後半、精神的に参っているのだが(去年の9月にも聞いていただいたが)、その原因についての詳しい説明と経過報告。学部長として状況に把握してもらったことに加え、教員としてのアドバイスもいただいた。大学運営に関することではないので、本来は学部長ではなくコース長レベルで相談に乗っていただいた方がよかったのかもしれないが、相談してみるとやはり学部長レベルで(職員の方々も同席して)聞いておいていただいた方がよかった内容なので(そもそも研究の話でもないので、同じコースだからといって適切なアドバイスができるわけではないし)、少し肩の荷が下りた。特にどういう対応をしてほしい、とお願いする訳でもなく、こういう状況なので、自分に何かあったらこれが原因であると記録に残して把握しておいてほしい、というような相談なので、学部長も(年度末で任期だし)困惑されると思ったが……。

午後は南大沢に移動して知的財産委員会。今年度初めて開催される委員会だが、次回の開催は来年の3月(日にちも決まっている)らしく、負荷が少ないのはありがたい。しかし職員の方々が用意された説明資料が、明らかに相関関係と因果関係を混同している(相関関係から因果関係を導いている)説明で、これを根拠にこの審議事項の審議をしなければならないのか?と微妙な雰囲気になったが、ここで差し戻すと審議できるのは来年になってしまうし、変更内容自体は特に反対したいものではない(現在よりは教員の仕事量が削減される)ので、空気を読んで承認(汗)世の中では裁量労働制の審議の根拠がおかしいのでは、と国会で追及されているが、それと同じような……。

夕方は少し国際会議の投稿予定の原稿を見るが、全然時間が取れていないので申し訳ない気持ちしかない。こちらに手が回っていない理由はいくつかあるのだが、上記の面談の内容にも関係していて、クリエイティブなことをするにはメンタルが万全でないと難しいな、と思ったりする。教員になってからは論文に関してはあまりこういうことはなかった(論文以外の文章の執筆ではよくあった)のだが、学生のころは気が乗らずに書けなかったことはよくあったのを思い出した。ひとまず今日少し前に進んだので、ちょっとずつ進められそうに思っている。