撮影はリアルなものを使いたい

午前中、アルゴリズム演習の授業。今日は自動で開けてもらえていたらしい。なんで先々週はダメだったんだろう……。

授業中、大学案内に使いたいということで授業風景の撮影。講義の様子と演習の様子の両方を撮影したいらしく、適当に撮影してもらう。最初サクラ的に「このあたりで教えてる感じにしてもらえませんか」と言われたりしたのだが、すぐ実際に学生同士で教え合ったり、あるいは自分や TA が呼ばれたりするようになったので、わざわざサクラをする必要がなかったのはよかった(もちろん撮影より質問に付き合うのを重視するし、実際に演習でやりとりしているのこそ撮影してほしいから)。

昼から ACL 2016 読み会

  • Zhang et al. Transition-Based Neural Word Segmentation. ACL 2016.

がこれまでの決定的な単語分割器のニューラル版という趣だが、単にニューラルにして精度がよくなりました、というのでなく、もう少し議論してほしいなあ。パラメータチューニングを頑張ることで少し精度が上がるというのは予想できる範囲なので、読んでもそんなに勉強にならないというか……(実験結果に文句があるわけではないが、ACLなんだから言語に関する洞察がほしい)

午後は研究会。共同研究紹介に加え、10月から来た博士後期課程の学生に修士論文の話をしてもらう。うちの研究室、言語学の話があまりできなかったので、言語についての話を突っ込んでできるのはとても嬉しいが、やはり言語学の勉強会もした方がいいかなぁ。いま、これ以上自分は出席する勉強会を増やせないので、自分としてはどうしようもないのだけど……。