筑波へは旅費が意外とかかるかも

午前中、秘書さんが来る日だったのでエクストリーム事務処理タイム。最近はかなり組織化されているので手際よく終わってすばらしい。そろそろ年度内の予算を確定させていきたいが、まだ配当されていない予算が少なくとも4つあり、どうすればいいのか……という感じ。

実は意外と言語処理学会年次大会への参加にもお金がかかる。本学だと筑波大学へは毎日日帰りになるのだが、豊田からは片道1,910円のようで、日当を入れると1日4,000円。自分は大学院教務委員会と教授会が本会議の初日と3日目にあるので、本会議は参加できて2日目のみ、あとは提案しているワークショップが採択されればワークショップに行くか、くらいの勢いだが、学生たちは行きたいならフルで参加してもらってもいいし、学生20人が5日間参加する計算だと、参加費を入れると50万円である。年間の研究費の総額からすると微々たるものであるが、50万円よけておかないといけないのを忘れていたのであった(汗)

まあ、12月の COLING の旅費・参加費が確定したら、あとは予算消化モードである。研究室内では、言語処理学会年次大会で発表したい人は11月末に目次発表することにしているので、ここで誰が発表で行くのかが確定し、残り聴講で行けるかどうかはお財布との相談である(せっかく日帰り圏での開催なので、聴講でも参加できるようにはしたいが)。

午後から深層学習勉強会の進捗報告。一時期 M2 勢の半分以上が深層学習勉強会で進捗報告をしていたが、今は半減して正味2人が深層学習勉強会に所属するだけになったので、だいぶあっさりした感じになっている。結局地道にアノテーションしたり新しい問題(設定)を発掘したりする方が研究的には意味があるし、計算機勝負あるいは実装のスピード勝負みたいなレッドオーシャンで戦うのはしんどいので、ひとしきりやってみたら深層学習からは距離を置きたくなる、というのは適切な反応だろうとも思う。

勉強会が早めに終わった時間でチャチャッと年末調整の書類を作成。大学教員だと裁量労働なので時間的には特に関係ないのだが、これ勤務時間に記入してはいけない書類だろうか? 確定申告は大学の仕事と関係ないので家で記入しているのだが(こちらは年末調整の書類と違い、電子的に記入できるし)、年末調整は職務に関する書類な気もするし、よく分からない。

夕方は委員会のお仕事。月20時間程度、学内の委員会やコース会議、教授会のお仕事がある(委員会の時間は月6〜7時間だが、それに関する打ち合わせや書類作成、メール処理や取りまとめに3倍くらい時間がかかる)。月の仕事時間を80時間とすると1/4を持っていかれているので、結構負荷が高い。昨年度までは月10時間強だったので楽だったが、今年は去年の2倍か3倍の負荷があり、授業準備の時間を切り崩して対応している始末。

もっとも、最近は授業科目も一通り資料ができて落ち着いてきたので、1.5倍の負荷くらいで持ちこたえているが、H30年度とH32年度は授業準備が多いことが予想されるので、来年のうちに仕事の量を減らしておかないと回りそうにない。(4年先のことを考えるというのは不思議な感じだが……)