お盆にはお墓参りで帰省する

実家はクリスチャンかつ核家族だったのでお盆に特に墓参りに行ったりする習慣はないのだが、妻の実家はそうではないので、帰省ついでに墓参り(帰省といっても、車で30分だが)。

自分たちは特に信仰する宗教があるわけでもないのだが、お墓はどうするのかなぁ、なんてことを考えたりする。自分は死んだあと墓参りしてほしい、なんてことはないかなぁ。自分が関わったソフトウェアのコミットログに名前を見つけたり、論文を読んでいたら名前を見かけたりして、この人はこういう仕事もしていたのか、とその時に思い出してもらえたりすると嬉しいけど。娘に関しても、お墓参りのときに思い出してもらいたいというよりは、人生のふとした場面で自分がどういうことを言っていたか、どういう行動を取っていたか、ということを思い出してほしいなと思う。

そういえば、最近自分の近くで結婚する人は、披露宴どころか親族だけの結婚式も挙げない人が大半で、都会では結婚式離れが進んでいる、というのは実感としてもかなり強い。自分たちは現在建て替えのため営業を停止している東京會舘で結婚式と披露宴をして、とてもよかったのだが、改めて考えると、お互い学生だったのによく100人近く呼んで式を挙げたものだ、と思う。お互い定職について同居して落ち着いてから籍を入れよう、と思っていたら、一緒になるのは6年後だったわけで、そしたら我々も式は挙げなかったかもしれないけど……(お母さんには孫の姿を見せてあげることができたのはよかったと思う)

どう考えても気が早いが、娘が結婚するときになったら、全額出してあげてでも結婚式は挙げてほしいなぁ、と思ったりする。自分が定年のとき娘は29歳なので、結婚するならそれまでにしてほしいかなぁ……。孫の世話は、退職している方がしやすいので、退職後でいいけど……本当に、どう考えても気が早い(笑)