席替えをするともうすぐ新学期

朝は研究室で進捗報告を聞く。いろいろ手を動かして、失敗したながらも失敗した結果について報告してもらえるのは素晴らしい。問題は「サーベイしています」と言うのに具体的にサーベイした論文名を挙げないとか、「結果がよくありませんでした」と言うのに実験結果がないとか、「実装できませんでした」と言うのに具体的にどんなコードを書いてダメだったのか説明しないとか、そういうのである。

前者2つは進捗報告を具体的に書いてもらうようにするといいと思うのだが、最後のはどうするのがいいのだろうか。まず擬似コードを書いてもらえばいいのだろうか。擬似コードレベルでは理解できているのに実装ができないのか、それとも擬似コードレベルで理解できていないのか、というのは違うのだが、「実装できませんでした」だとどちらなのか分からないのだ。

新年度は進捗報告をスライドではなく Markdown でもいいのでレジュメ形式で書いてもらうようにしようかな。各人のリポジトリを作ってもらうか、Wiki に書いてもらうか、Google Docs でも Evernote でもなんでもいいのだけど、コンスタントに研究を自力で進められる人はスライド形式でもいい(スライド形式のほうがよい)のだが、そうでない場合はスライド形式はよくない(レジュメ形式のほうがよい)ような気がしている。

進捗報告のあと、席替え。机を2個入れる必要があるので、いろいろ調整してもらう。どれくらい椅子と椅子の間を空けるべきかは以前だいぶ調べて、窓際の座席と壁の間は120cm空けたいが、共有スペースの確保的にはちょっと厳しそう。座席と座席の間は思ったより広く取れるようで、悪くないが……。不要なものはもっと捨てないといけないかなぁ。

午後はまたシラバスを眺める。今日は特に頭を使う必要はなく、基本的に Excel 仕事なのだが、こういうのは苦手……。全部できた! と思って数をカウントしたら合っていなかったり、確認したと思った事項が抜けていることに後で気がついたり。やらないといけない仕事だが、つらい。

夕方は大学院教務のお仕事。公開期末評価という、大学院生が半期ごとに実施する公開進捗報告の評価シートを印刷して事務に提出するのだが、両面印刷して出さないといけないし、学年によって印刷すべきページが異なるので厄介。結局 Acrobat のアクションウィザードでバッチ処理を書き、かつ Mac の CUPS で両面印刷をデフォルトにして印刷したら望みの動作になった。一度操作を間違えてファイルを全部消してしまい、泣きながら Dropbox から復旧したが、ディレクトリごと戻すことができず、1ファイルずつ復元しないといけなかったので、つらかった。(バックアップされていたのでまだましだが)