年取ると動きが遅くなってくる

昼から保育園の年報担当メンバーのランチ会。ランチ会といっても居酒屋の個室を貸切で、子ども連れで参加するイベントである。結局父母が5世帯(親が合計7人、子どもは合計6人)に保育者が1名、の合計14人。最初は子どものお腹をひたすら満たし、それから親が好きなものを注文する、というスタイル。

思えば昨年の12月からこの保育園に通い、保育園の(子どももたくさん参加する)忘年会が居酒屋というのに衝撃を受け、1歳児も居酒屋でつかまり立ちしたりしているのを見てさらに驚いたものであるが(あと子どもの部屋は子どもたくさんに親が数名だったけど、特に問題なくみんな食べたり遊んだりしていた)、1年もいるとすっかり慣れた。特に昼間だと居酒屋でも貸切にするとタバコくさくないし、人数が入って騒いでも問題ない、という意味では居酒屋は割とよい選択である。

普段の保育でも異年齢保育なので上の子を見て下の子が学ぶところもあるのだが、親に関してもこのようにいろんな年齢の子どもの親とのつながりがあり、こういう年齢(月齢)にはこうだったが、その時はこうして、今はこうだ、というような話をいろいろ聞くことができて、とても助かる。もちろん個人差もあるのだが、子どもの数が24人いると、どこかしら似たタイプの子どもがいるものなのであった。

あと、これもびっくりしたのは集まった親7人中3人が大学教員で、1人が元大学教員(育児のため転職)、1人が大学職員(教務)、と圧倒的多数(5世帯中4世帯)が大学関係者で、保育方針も独特のユニークな保育園だとは思っていたが、親もやはり特殊なんだなぁ……。

あと、年報に関しては、これまで業者に編集をお願いしていたのだが、編集をこちらでやって入稿すれば安く上がる、ということで、今年はこちらで編集をする、という方針になったりして、ちょっと負担が心配。首都大に来るまでの自分なら、新しいことは喜んでやりましょう、と言っていたものであるが、こちらに来てからは「今年は導入の検討をして、来年1年かけて最初から仕込んで試行して、さ来年から本格導入」みたいな思考回路にすっかり染まっていて、自分でもびっくり。来たばかりのときは「そんな時間かけてどうするの」と思っていたが、使える時間のマージンがみなさんかなり少ないので、そのようになっているのだろうなぁ。

オンとオフの使い分けというか、家では基本的に仕事をしない、家のことは家以外ではしない、自分の時間は通勤時間のみ、というのを徹底しているせいか、保育園の仕事も週末しか進まないのだが、みなさんどうしているのだろうか?