何度目の正直かすら分からない

連休の中日だが、国立情報学研究所(NII)の相澤研究室トークを頼まれていたので、大学には行かないが出勤。相澤先生からは、お会いするたびに「ぜひお話にいらしてください」とこの2年、年に2-3回お誘いいただいていて、その度に「はい、また機会がありましたら」とお返事していたのだが、ようやくその機会が実現した、というわけである。(ちなみに、いま相澤研究室と共同研究をしているので、その一環である)

朝〜午前中は資料作成。基本的には 2013年に話したスライドに、ここ2年間の進捗を加える、という作業であるが、この2年間に自分の研究室で新たにしたのは中国語学習者の作文の誤りの自動検出・訂正だったので、あまりメインのトピックではない。英語学習者支援がもっとも産業的にも注目度が高いので、英語学習者支援をしてくれる人がいるとよいのだが、これまで研究室メンバーで英語学習者支援に取り組んでくれたのは、1年目の学部生の E くんだけである(就職して元気にしているようで、先日も研究室の新入生歓迎 BBQ に来てくれた)。

トークはシルバーウィーク中日なのでそんなに人がいないのかと思いきや、学生さんを中心に10人以上集まってくださって、かなり驚いた。もともと1時間トークする資料で、質疑を挟みながらやってちょうど2時間ぴったり。突っ込んだコメントもいただいて、大変刺激になる。相澤先生とは、たぶん研究に対する感覚が似ているので、コメントいただく部分は勉強になる。(しかしまだ第一著者として発表されていたりするのを見ると、そこは自分と違うかも)

トークのあと、1時間ほど別件でミーティングしたり。メールで済ませられることはメールで済ませたい、という性分なのだけど、直接話さないとニュアンス的なことは伝わりにくかったりして、やはり会って話すのも重要である。こうやっていくつか用事をまとめないと、なかなか都心に行くのも時間的に厳しいのであるが……。

英語学習関係の研究も、コツコツと続けていきたいと思っている。