人前で説明すると忘れない

アルゴリズムとデータ構造ワークショップ2日目。最初は昨日出した課題の説明からである。人前に出て説明するというの、学部1-3年生ではほとんどやった経験がないようなので、説明をしてもらう、というのも重要なポイントである(振ってもなかなか前に出てくれない学生もけっこういるのだが……)。

説明を終えてから TA のマッチング。Python 未修者の人たち、大変だから(授業でやったことのある)C に戻るのかと思いきや、全員 Python に残留。これ、学部の授業は最初から Python でやればいいんじゃないかなぁ(必要に応じて C/C++/Java をやる、と)。C を教えるのが悪いというわけではないが、最初から C でやる必要はない、と思うのである。

お昼は中華(バーミヤン)である。今回は毎回35人分用意してもらっているのだが、食べ盛りの学生ばかりなせいか、(炭水化物メインでボリュームがあるとはいえ)若干足りないかも……。こういうの、人数の1.2倍分くらい用意してもらったほうがいいんだろうか。これまで研究室では多くて20人規模の BBQ やホームパーティーがメインなので、40人規模の食事に関しても知見を得る必要がありそう。

午後はソートからデータ構造の演習に入ってみたが、若干厳しいみたい。自分は学部1年生のとき独習していて構造体やクラス(オブジェクト)の意味が分からず、大学院に入学して SICP を読んでようやく理解した。このあたりは実際に手を動かしてみないと難しいのかもしれないなぁ(まあ、このワークショップがそういう機会の一つになっているとは思うが)。

受講生や TA も打ち解けてきて、よい感じである。やっぱりもっと異学年が交流する機会が(研究室配属前に)あるとよいのだが、現実的にはサークルやアルバイトくらいなんだろうか。自分も、授業以外の時間に研究室外の学生向けの何かをやる余裕がないので、提供するとしたら授業の枠組みに乗せるのがスムーズなわけだが……。(学部2-3年生のうちが、一番時間あるので、何か環境やチャンスをあげられるといいなと思っている)