進捗でレジュメを書いて再利用

変な時間に娘に起こされてしまった。最近一度起きると寝付けない(夜に寝るときは1-2分で眠れるのは変わらない)のだが、歳だろうか……。

2年間研究室のサイトを公開している Google Sites がいまいち(いろいろと謎な挙動がある)なので変えたかったのだが、適切な乗り換え先がなく放置していたところ、GitHub Pages でいいのでは?と思い立ち、乗り換え先に決めていろいろといじる(プライベートなページは使わないし、静的な HTML があればいいので、これで十分)。最近 GitHub で原稿を書いたりしているので、慣れておくという口実もある。

ヘッダーやフッターをどう入れるのかが分からなかったが、Jekyll というのを使えばいいようで、細かいところを残して設定完了。Jekyll がインストールされていなくても GitHub Pages では動くのだが、動作確認をしないでコミットするのは憚られるので、結局インストールして確認している。

コンテンツに関しては、ほとんど機械的に置き換えればいいのだが、思ったよりページがたくさんあり(研究室サイトには10ページもないと思っていたのだが、20ページ以上あった)、優先順位的が下がる。新年度の勉強会が活発化する前に移行完了したいのだが、できるかな……。せっかくなので HTML ではなく Markdown にしているせいもあるが、10年後の学生に対して「昔は Markdown ってのがあって、一時期流行っていたんだよ」と言ってたりするのではないかと思っている。シンプルなことしかしていないのに、なんでこんなに言語が乱立するのだろうか……

午前中は [twitter:@mhangyo] さんたちが研究室訪問をしてくださる。先日の言語処理学会の関根会で研究についていろいろお話しし、一度来ていただけることになったのである。電車でいらっしゃるのかと思えば車でいらしたそうで、びっくり。ただ、確かに日野キャンパスは車で来られるなら車で来た方が楽だと思う。

お昼は [twitter:@moguranosenshi] くんと一緒にランチ。4月1日からうちの研究室の博士後期課程1年に入学してきてくれるうちの1人である。NAIST 松本研の助教時代から、学生には少なくとも1回はご飯をごちそうすることにしているのだが、松本研は1学年12人とか15人とかいたので、一緒にご飯を食べる機会が2年間で1回もないまま卒業してしまうこともあった。首都大に来てからはだいぶ人数が減ったので、その点は楽になったと思うのだが、4月からは学生20人になるし、何よりお昼以外に外食のできる機会が圧倒的に少ない。

うちの研究室でも、どこかのタイミングでランチミーティングbrown bag)しようかなぁ。NAIST でも一度やろうかと思ったのだが、結局自分ではやらなかったのである。人数が多いと食べるだけなら結局グループに分かれてしまい、個別で食べるのとあまり変わらないので、何かネタを話す、というのとセットにするとよいのかなと思っている(Microsoft Research にいたときの brown bag セミナーのときは、10-20人で何か話を聞くのとセットになっていた)。

あと、進捗報告をいまはスライドでしているのだが、人数が増えてプロジェクタが使いにくくなってしまったので、毎回レジュメ形式で論文の原稿を書いてもらうことを検討している(聞いたところによると、筑波大学の山本研がそうしているらしい)。差分だけではなくそれまでの分も消さずに残しておいてもらうことで前回までの復習もできるし、定期的に進捗報告をしているだけで論文ができあがる(ので、〆切前に改めて論文を書く必要がなく、添削の手間が省ける)、という利点がある。あとはこれも GitHub に毎回 push してもらえれば、差分も一目瞭然。欠点は、ある程度基本的なツールの使い方が分からないといけないということと、スライドの方がアニメーションしたりできるということだが、そもそも進捗報告でアニメーションしたりすることはまずないので、無視できるかなと……。

明日から月曜日以外の平日は保育園の送り迎えが自分の分担になるのだが、朝は8時に家を出て大学に9時半に着き、どれだけ遅くとも17時には大学を出て18時に迎えにいくので、休み時間を30分としても大学で仕事ができるのは1日7時間で、未知の領域である。今学期は1週間の仕事時間を45時間から40時間に減少させることに成功した(秘書さんに来ていただいたのが大きい?)が、ここからさらに1日1時間減るのである(さすがに家で1-2時間仕事をすることになり、週40時間のまま推移するかもしれないけど)。この生活があと6年間続くわけだが、コツコツ継続しよう。