学位記をもらって終わる卒業式

今日は保育園の卒園式の日だったのだが、娘が急性胃腸炎でダウンしているので欠席。木曜日からずっと熱が38-39度あるので、だるそうである。水様性の下痢も止まらず、1日に10回近くオムツを替えている(尿は出なくなった)。ご飯もミルクしか飲まなくなり、なんだか心配である。

近所のかかりつけの小児科に行ったところ、高熱は突発性発疹ヘルペス)の可能性があり、そうだとすると日曜日くらいまで熱が続くかも、とのこと。嘔吐しなければ様子見でよい、ということで、1歳くらいまでにほとんど全員の子どもがかかるものらしく、こちらも静観することに。

とはいうものの、午後からコース幹事の仕事があるので、娘を母に託して大学へ。卒業式があるので、学位記を手渡したりするお仕事である。

今年卒業する M2 学生は、自分が初めて大学院の演習を担当した学生たちもいて、懐かしい気分になる。機械学習バリバリのテーマを出してしまったのだが、あとから分かったのは、そもそもうちのコースのほとんどの学生は機械学習について詳しくなかったようなので、相当大変だったのではないか、と申し訳なく思っている。隔年で大学院の演習を担当するので、来年度つまり今年はまた演習を考える年であるが、さすがに2年いると様子が分かってきたので、だいぶミスマッチの少ない演習ができそうである。

学部生については、うちの研究室の学部4年生の4人は全員言語処理学会参加で京都にいるのだが、それ以外の学生は数名の欠席を除き、それなりに出席していた模様。いまの4年生は東日本大震災の影響で入学式がなかった代らしく、入学式にも卒業式にも出なかった、ということになったようで、ちょっとかわいそうな気もする(自分は学部生のとき、全体の入学式にも卒業式にも行かなかったけど、学位記をもらう教養学部の学位授与式だけは行った)。まあ、全員大学院に進学するので、2年後の卒業式を楽しみにしてくれれば、と思っている。

娘の病気もあり、月曜日をこの勤務の振り替え休日にする手続きをして退勤。しばらく自分も体調管理に気をつけないと、ピンポン感染しそうである。(→実際急性胃腸炎になった)