両親とケーキを食べる初節句

妻が土曜日仕事なので、夫婦揃って休日を過ごせるのは日曜日だけである。

ベビーカーをせっかく買ったのにあまり使っていなかったので、近所のスーパーまで使ってみたりする。雨が降るとやはり自転車は危ないし、濡れるので、ベビーカーかなと……。結局雨の日は車で送ることが多いのだが、来年度は朝の時間が早くなる(いまは9時から5時までだが、4月以降は8時から6時半までの予定)ので送りに車が使えないし、自転車やベビーカーにも慣れないとなぁ。

夕方には両親を自宅に招いて初節句である。3月3日にしようと思ったら、まだ職場に行く用事があったりなかったり(この3月で定年なので、有休消化中)するそうで、日曜になったのである。

節句とはいえ何も用意してくれるな、ということだったので、自分たちはあとでちらし寿司やひなあられを食べたりしたが、両親には特に何もせず。ひな祭りのケーキを買ってきてくれたので、4人で食べたりする。両親とケーキを食べるのは、もしかして人生初かもしれない(少なくとも家では父と食べた記憶がない。もしかしたら、教会で食べたことがあるかもしれないが)。

娘は最近少し人見知りするのだが(保育園でも特定の保育者さんがダメらしい)、父にはそんなに不審な目を向けず、記念撮影することができた。孫はかわいいとはいうが、父は溶けてしまいそうなくらいの笑顔で、こんな父これまで見たことない……。

父の30代40代は高度経済成長の時代で、ゼネコンは仕事が次から次に来ていて仕事が忙しい時代だったからだろうけど、生まれる時代が違ったら、父も自分も生き方が全然違ったのかな、と思う。30年40年と働くと、いい時代ばかりではなくしんどい時代もあるだろうし、自分も自然言語処理がずっとちやほやされるとは思っていないので、淡々と雨にも負けず風にも負けず過ごしていきたいものである。