大学院は教わるところではなく教えるところ

そういえば先日テレビで放映された映画の「そして父になる」を観た。宮崎駿の映画も子どもができるとお父さん視点になると聞いていたが、任意の映画でお父さん視点になるような気がする。自分も中高生のころはエリート風を吹かしていたと思うが、一番変わったのはシドニーに留学した前後だろうな。東京にいるとどうしても心が荒むので、もっとのんびりしたところで暮らしたい、と常日頃思うのだが……。

夜は情報工学演習(学部2年生のアルゴリズムとデータ構造の演習)の採点。50人いるので大変だが、去年ほどではなかった。毎週フィードバックが返せるとよいのだけど、今年度はサンプリングしてフィードバックを返した人と返せなかった人がいるので、来年度は TA にもっと手伝ってもらおう(今年度は、プログラミングが明らかに詰まっている人のデバッグのみ手伝ってもらった)。

来年度の TA をそろそろ決める時期にさしかかっているのだが、どのように決めるのがいいのだろうか。学生同士に相談して決めさせるのがよい、と聞くので、最低限やらないといけないことだけ伝えて、各自調整してもらうかな。(履歴書に少しは書くことができるし、内部進学の M1 の学生には全員やってもらうつもり。内部進学でない学生は TA できるのが M1 後期以降になるので TA は任意)