家族揃って帰省らしくない帰省

年末と正月には結局帰省などしていなかったので、実家に行く。帰省といっても実家まで歩いて10分なので、新幹線の予約などとは無縁である。車で行こうとしたら「さすがにこの距離でそれは」と妻にたしなめられ、徒歩(まったくもって正論)。

外に行かない日はロキソニンテープは貼っていなかった(あるいは外に行くにしても自転車で行くときは大丈夫)のだが、とりあえず足に痛み止めのテープを貼ってみる。休むと確かに痛くなくなってくるのだが、歩くとまだ痛いので、本調子ではないのだろう。出勤日までに治るとよいかと思っていたのだが、長期戦である。雪かきしないといけないくらいの雪、今年は降らないといいけど、降ったら地獄だろうな……。

実家で寿司をごちそうになったりなんだりして帰宅。特に娘は泣いたりもしなかった。基本的にお腹が空いたときと、抱っこ紐やベビーカーなどのホールド具合が気に入らないとき以外はほとんど泣かないのだが(抱っこ紐も、機嫌によって泣いたり泣かなかったりするのではなく、特定の抱っこ紐は常にダメで、特定の抱っこ紐は常に OK なので、なにか気に入らない理由があるのだろう)。

弟夫婦も徒歩20分くらいのところに住んでいるのだが、弟は今年が転勤のようで、直前までどこに行くことになるか聞かされない、という話で、大変だなと思う。大学教員は(地域内でローテーションする職員と違い)どこに行くか誰かに指定されたりすることはないが、長期的には自分でどこかに動かないといけない(一つの大学内で昇進することもあるが、そうでない場合、大学を変わるタイミングで昇進する)仕事でもあり、大変さが違うだけかもしれないが……。

とりあえずいま我々は夫婦ともども一緒に暮らして通勤できるところに職場(大学)があるし、他の大学教員夫婦の方々の話を聞くと、人生の一時期は完全別居(週末婚とか)にならざるを得なかったりした、あるいは現在そうである、という話を少なからず聞くので、たいへん恵まれている(少なくとも子どもが3歳になるくらいまでは、夫婦一緒にいられるほうが楽だと思うし)。