子どもの医療費が無料なのは当然ではない

朝、さすがに娘のせきが気になるので、保育園の近くの小児科に連れていく。重症なものではないようだが、鼻水を溶かす薬を出してもらう。会計で何も請求されず、「え?」と思ったが、乳幼児なので医療費は無料だった(小学校に入るまでは無料、小学生から中学生までは1回あたり最大200円)。すばらしい。堤未果「沈みゆく大国アメリカ」

を読んだが、アメリカの医療制度(特にオバマケア)は恐ろしいことになっているな、という思いを強くするとともに、日本の医療制度は世界に誇れるものなので、ぜひとも維持していきたい。(そのためには、看護師の役割を再定義していかなければならないだろうが)

午前中は溜まったメールの処理。全然追い付かない。いろいろな業務が溜まっているのだが……。

お昼休みの時間にコース長が訪ねてきて、今後のコース運営方針などについて雑談。一介の教員にまで個別の意見を聞いてくださって、とてもよい職場である。「こういうふうにしてほしい」と言うと可能な限り実現する方法を考えてくださる(すぐには実現できなくても、数年間かけて動かしていただける)というのは、NAIST と同じであるし、教員にとっても学生にとっても居心地のよい環境であると思う。こんな環境、なかなかないよなぁ。

午後は授業の準備をして、南大沢へ。7回目の授業なので、ちょうど折り返し地点である。結局来年度のこの授業は日野開催にしたので、どれくらい人が来るか分からない(南大沢開催ですら6人なので)が、細々と続けていければと思う(0人だったら、授業自体不開講になるのだろうけど)。