晴れた日は電車に乗って

今日娘の通う保育園は遠足だそうだ。月に1回遠足があるのだ。慣らし保育中なので行かないのかと思いきや、普通に行くと。

「大きい子」と呼ばれる4歳くらい以上の子たちは多摩動物公園に「小さい子」と呼ばれる2歳くらい以下の子たちは小金井の「たけのこ公園」に行くようである(3歳くらいの子は「中くらいの子」と呼ばれているようだが、「大きい子」「小さい子」どちらと一緒に行動するのかは適当なようだ)。どうやって行くのかと思ったが、(4人乗りの)バギーのまま電車に乗って行ったようだ。すごくパワフル……。

自分はというと、遠足に行く2人を見送って出勤。天気がいいので、むしろ遠足に行ったほうがいいんじゃないか?と思ったりする(自分も夏休みか春休みの時期に一度参加してみたい)。NAIST修士のとき(確かM2)、晴れたある日「青空勉強会にしましょう」と行って外で勉強会をしたりしたのを思い出した。直射日光の下では紙に書かれた文字を読むと目がチカチカして勉強会にならなかったが、それもいい思い出である。

お昼から SLP(自然言語処理の教科書)の輪読会。λ計算や推論、事象構造の話。帰納や演繹、アブダクションが紹介されているのだが、やはり論理学を勉強していないとこのあたりの基本的な知識が抜けてしまうという問題がある(λ計算プログラミング言語でも出てくるので、論理学でやらなくてもいいが)。この章、英語も分かりづらいし内容的にもかったるいなと思っていたのだが、これらの知識を他で学んでいないのであれば、確かに一度は読んでおいたほうがいいなと思った。

午後は SICPプログラミング言語の教科書)の輪読会。この本、プログラミングと見せかけて数学の問題を解いていることが往々にしてあるのだが、実際のところコードを書くときに必要なのはプログラミング能力だけではなく、背後の問題に関する理解もなければならないし、それを気づかせてくれる作りになっている。紙と鉛筆を用意してどう解くかを整理したら、プログラムを書くところはそんなに難しくはないが、問題の意図が理解できないとお手上げのこともあったり。

こういうパズル的なものからでもいいから、プログラミングが楽しいと思う学生が増えるといいな。

夜は台湾からの交換留学生を歓迎して、たこ焼きパーティー。みんなかなり慣れてきたようである。鍋と炊飯器を寄贈したほうがよいだろうか(笑)12月23日の午後は我が家で研究室のクリスマス会を予定しているが、部屋に入れる人数的にはさすがに今年が最後だろうな〜(と、去年も言っていたが)。