コミュニケーションできると楽しい

娘が日に日に大きくなっている気がする……。生まれた直後の写真を見返すと、手や足がマッチ棒のようだが、いまはムチムチで何段腹?という感じだし、首は肉をかき分けないとちゃんと洗えない。これでまだ2ヶ月経っていないというのだから、新生児の成長というのは驚くほど速いものである。

最近は目で人を追うようになった(ちゃんと首を回してじーっと見る)のと、ガーゼやタオル、スタイ(よだれかけ)のような軽いものならつかんで振るようになったのが、ちょっと感動した。最初はそもそも目が開いてなかったし、1ヶ月健診くらいまでは目は開いていてもほとんど虚空を見ていたので(哺乳瓶を凝視してたりしたので、多少見えている感はあったけど)、あまりコミュニケーションできなかったのだ。いまは泣くときもこっちの顔色をうかがって泣いたりするので、こちらも寝たふりをしたり(こっちが寝ていると分かると、お腹が空いたとき以外は無駄に泣いたりしない)、高度な情報戦を繰り広げている(笑)

自分が全く言葉の通じない人たちの中に突然放り出されたらこんな感じだろうか、と思ったりしたのだが、お互い言葉がなくても割と生活できるもので、娘が言語という概念を習得したときどういう世界が広がるのか、楽しみすぎて待ち切れない :)

夕方からオートマトンと言語理論の資料作成。初めての授業はどれくらい資料を用意すればいいのか分からないのが難点。去年は用意した資料が1時間で終わって30分早く授業を終えたり、逆に時間が足りなくて2回分だと思ったスライドで4回授業をする羽目になったり、毎回冷や汗ものであった。資料が多めにある分には問題ないことが分かったので、今年は多めに用意しているのだが、演習に時間を割くと、予想以上に話せる内容が少ないなぁ。