一人で初めて過ごす家

朝は病院に寄って出勤。こちらに来るのは久しぶりである。3月中旬までは週2回来ていたのだが、それからは隔週で来るくらいだった。

大学に来て、コース幹事の引き継ぎ。とはいえ、幹事の任期は2年で、1人ずつ入れ替わるので、2年目の幹事を終えられたばかりの方から2年目の幹事の仕事の説明を受け(これまでメールは Cc でいただいていたので、どういう仕事があるのかは分かったが)、自分は今年度から幹事の方に1年目の幹事の仕事の説明をする、という具合。1時間半くらい?けっこう仕事がある……。

打ち合わせ終了後、電話があってなにかと思ったら、緊急入院することになったので、家族が来られないか、という内容であった。実家に電話したところ、弟しかいなかったので、午後研究会のキックオフをする予定だったが、急遽キャンセルさせてもらって日赤に向かう。(一応このまま明日も大学に来られなくなってもいいように、1時間くらいかけて明日のコース会議の資料だけ作成し、引き継ぎをしておいた)

病院に着いたのは15時前後だったが、すでに落ち着いたようで、なにより。担当の医師から説明を受ける。「石橋を叩いて渡らないくらいがいいと思いますので、確実に問題ないと太鼓判が押せるように、金曜日まで検査入院しましょう。明日1日検査してなにもなければ、いったん金曜日に退院してもらえますので」とのことで、納得。こうしてちゃんと説明してくれると安心感がある。

18時まで面会して帰宅。面会時間はいつからいつまでか分からなかったが、家族であれば24時間来てもいいらしい。(ただ、あとで看護師さんから、午後の決められた時間以外は大部屋の人はラウンジで会ってほしい、と言われた。少し高くても個室の方がいい、というのはそういうことか。)

家に帰って一人で寝たが、いまの住まいに引っ越してから一人で一夜を過ごすのは初めてだなぁ……(もちろん帰宅が遅くて自分だけで寝ることはあったが)。自分はときどき出張で家を空けることがあったが、自分だけ家にいる、というのはこれまでなかったことを、今さらながら認識する。寂しい……。