30代半ばからの30年間の過ごし方

SEG 世界史の増谷先生と前にお会いしたとき、次はぜひうちにお越しください、とおっしゃっていたので、それならぜひ、ということでお邪魔する。

増谷先生は保谷にお住まいなのだが、SEGに通っているとき保谷市と(その当時自分が住んでいた)田無市が合併して西東京市となったので、いつの間にか同じ市に住んでいることになったのであった。

家からは「はなバス」という西東京市が運営しているバスで一度東伏見駅まで行き、東伏見駅から別の路線の「はなバス」に乗り継いで行けるのだが、「はなバス」は1時間に1本しかないので、車でお伺いすることに。

いつも増谷先生が「連れ合いが……」とおっしゃっていたご主人や、「息子が……」とおっしゃっていた息子さんにもお会いして、一緒に楽しいひとときを過ごす。30年前に新宿からこちらに越してらしたとき、増谷先生が「こんな田舎に住めない」とおっしゃっていた、というエピソードをお伺いして、ご本人は切実だったのだろうが、笑ってしまった。それでもずっと住んでらっしゃるということは、住めば都なのだろう。自分たち夫婦は物心ついたらこのあたりに住んでいたので、あまり違和感はないのだが……。(むしろこれ以上の都会に住みたくない)

増谷先生のところもご夫婦で大学教員だったそうで、この3月末で非常勤も含めて同時にお辞めになるそうだが、自分たちもこうやって家族で仲良く暮らして、一緒に(自分たちで決めた)定年を迎えて、また夫婦水入らずで海外に行ったりしたいな。すごく素敵なご家庭で、自分たちもこれからの30年がとても楽しみになって、嬉しかった。

次は来年かな? 元気な姿が見せられるよう、がんばろう!