オンリーワンの環境をつくる

久しぶりに天気がよかったので、小金井公園まで散歩に行く。まだ多少寒い。夜にモヤモヤさまぁ〜ずで小金井周辺を探索していて、ちょうど小金井公園も取り上げられていて、タイムリーであった。そもそもこのあたり、そんなに見て回るようなお店もないと思うけど……。

午後は自転車のタイヤの空気が抜けていたので田無の駅前の自転車屋まで行って空気を入れる。ここに来るのは10年以上ぶりくらい。中学高校生および予備校生のころは自転車で田無駅まで来ていたが、大学生になってからは歩いて駅に来るようになっていたのである。いつも徒歩にしておいて遅刻のとき自転車で時間を短縮できるマージンを残すためと、雨の日に自転車だと通学しにくいのと、両方だったかも。

首都大に来て1年になるが、教員としての目標は、東大や東工大と比較しても首都大に来たい、という学生を増やすことかな。1-2年生の通う南大沢キャンパスの田舎っぷりは筑波大学に負けてしまうし、3年生以降の通う日野キャンパスの単科大学っぷりは東工大すずかけキャンパスに負けてしまうと思うのだが、その2つを除くと、都会よりは田舎の方がいい、あるいは大規模なところより小ぢんまりした面倒見のよいところがいい、というような向きには、首都大はオススメだと思うのである(関東圏を離れてよいならNAISTもあるが)。

自分としては来るものは拒まず去るものは追わずの精神なので、うちの学生が外部の大学(典型的には東大や東工大)を受けるのは構わないし、「受けたら合格して行ける実力はあるけど、それでも首都大でやりたいことがあるから残る」というような学生が増えてほしい(自分の研究室だけでなく、コース内のどの研究室でも)。あと、それで内部生ばかりになっても淀んでくるので、もっと外部から受けてくれた方がいいと思うのだけどな〜(内部生もちゃんと勉強していないと落ちるくらいの緊張感があるといい)。

うちの研究室は外部から来る人も(修士、博士とも)ウェルカムだし、実際4月からは2人が持ち上がりだけど3人は研究室外から進学してくるので、どんどん循環をよくしていきたい。