研究者が6人寄れば文殊の知恵

今日は言語処理学会のプログラム編成会議。1月24日が投稿〆切で、論文を印刷に回したりなんだりを考えるといろいろと日程がタイトで、物理的に集まってプログラム(曖昧性があるが、プログラミングの意味ではなく、セッション割り当ての意味)を作成するのである。

会場は東大の駒場キャンパスだったが、ちょっと早く着いたので、教育用計算機センターのビジター席で原稿の校正。色々書きたい気持ちはあるのだが、最初から飛ばすのではなく、息長く続けたいので、とりあえずこのあたりでいいだろうか。

会議の場所に移動すると、もっと人が多いのかと思ったら、全員で6名。自分は今年からなので、どういう作業をするのかよく分かっていなかったが、いろいろと教わりながら作業。言語処理学会の年次大会のプログラム委員の任期は2年なので、来年は自分がメインにやる番だし……。やる作業は個々の発表を淡々と口頭やポスターのセッションに振り分ける、という仕事なのだが、初日しか参加できないとか、複数のセッションの同じ時間に同じ著者の発表が入ってはいけないとか、座長と発表者が最近共著関係にあってはいけないとか、いろいろな制約があるのである。

結局4時間半休憩なしでひたすら作業。一応妥当そうなプログラムが出来上がり、ほっとする。みなさんとお昼ご飯を食べたが、疲労困憊して口数も少なかったような……(けっこう神経を使う)。

夕方は日野キャンパスに出勤。駒場からだと日野に行くとき自宅近くを通り、移動時間で2時間使うことを考えると往復の時間がもったいないのだが、卒論の〆切が迫っているのでそんなことも言ってられない。みんなの卒論のほうが大事である。

というわけで、研究室で卒論のタイトルとアブストラクトを確認したり、プログラムのデバッグに付き合ったり。あと、分割交差検定をするプログラム、自分も修論のとき初めて書いたな〜。懐かしい。ファイルの読み書きのけっこういい練習問題になるので、来年度は早目に書いてもらおうかな?

夜は昼間に作成したプログラムのチェックとフォーマットの変換。変換は簡単かと思いきや、MacExcel では UTF-8 の txt/tsv がインポートできなかったり、入力された氏名が間違っていたりして、いろいろと問題があった。これは当日中には送れないコースか……。