ストレートでないほうがおもしろい

天気がいいので買い物へ。家の中より外の方が暖かい……。

田無の武蔵野茶房に行く。本店に来るのは初めてかもしれない。あまり分煙がしっかりしておらず、入り口に近い席が喫煙席なので、待たされている間げんなりしたが、禁煙席は割と広かったので、中に入ったらそれほどでもなかった。行った時間が微妙だったせいか、席に案内されたり水が出てきたり、あらゆる待ち時間がとても長かった(それぞれ頼んでから1アクション5分間は待たされる)が、中はレトロな感じで悪くなかった。田無は小さいお店が路地裏にあるので、地元民でないとなかなか来づらい気がする。

アメリカでは同じ大学のポスドクをファカルティとして採用することはない(と、その後の関連記事現役ストレート主義)を読んでみて、考えさせられるものがあった。臨床経験がないとそもそも大学院で研究することが困難な看護学のような分野に加え、理工系でも NAIST のような大学院大学飛び級から社会人経験者、海外の大学を出た人まで本当に多様な学生がいたが、日本のほとんどの大学は「純血」の学生・教員が多い。(妻に「NAIST はこんなにいろんな学生がいるんだよ」と興奮気味に語ったら「看護はそれが当たり前だから、それがすごいと思うのが意外」と驚かれたりしたが……)

自分自身大学院に進学するタイミングで奈良に行ったし、そうやって複数の組織を知ることは計り知れない利点があると痛感したので、私はこうやって進学先の研究室を決めましたのように、大学院でやりたい研究のできる研究室が自分の大学にない場合は例外的に外に出て行くのだろうが、もっと大学院に上がるタイミングあるいは就職するタイミングで、大学院を変わることが日本でも一般的になればいいと思う。

以下のような話(「アメリカでは同じ大学のポスドクをファカルティとして採用することはない」より)を読むと、勇気づけられる :)

あとアメリカの採用で面白いとおもったのは、あなたの夫もしくは妻が研究者だったら、採用インタビューのときに伝えたほうがいい、といっていたこと。
採用側が聞くことはないけども、実は言ってくれると嬉しい。と。
というのは、夫婦そろってファカルティポジションに採用したり、両者PIじゃなくても、片方をリサーチサイエンティストのようなポジションを用意してくれたりする。
採用側はより確実に候補者を獲得できることになるし、候補者側も夫婦そろって職につけるなら多少の短所に目をつぶることができる。
僕のボスも夫婦そろってファカルティメンバーだし、僕の知り合いも夫婦揃って採用されてる。
だから、夫婦揃って研究者なのは有利なのかもしれない。