20年ぶりの小金井公園

いい天気だったので (かつ隣がバスのタイルを入れ替えるとかで朝から工事をしていたので) 小金井公園まで散歩。サイクリングロードを歩く。この道、小学生や中学生のとき、よく通ったものである。中2のとき気功にはまり、夏休みに朝散歩して小金井公園まで来て木々に囲まれて瞑想していた、というと「そのころから変わっていたんだね」と妻に言われる。まあ、そうかも……。

子どものころは土日にわざわざ公園に来なかったせいか、あるいはこのあたりに住む人の構成が変わったせいか、公園はひどい混雑。なにかイベントがあるから、というわけではなく、単に遊びにきているだけのようだが、自分の小金井公園に対する印象は閑静な森なので、あまりの変わりっぷりに目を疑った。体育館にプールがあったのだが、体育館の入口からして芋を洗うようで、これはちょっと。

小学生のころってもう20年以上前だから、変わっているというのは分かるけど、これは人が増えすぎているよな〜……。中央線沿線が再開発されて住みやすくなったからだろうが、不便なころから住んでいた自分としては複雑である。

散歩から帰ってきて一休みして、近所の本屋に夜のお出かけ。漫画でも新書でもなんでもよいのだが、読む本がないと心が休まらないのである。(実家にいたころは、こういうとき新聞を読んでいたような?いまさら紙の新聞を取ることもないと思うけど)

というわけで、平積みになっていた「騎手の一分」を読む。(読んだのか紙の方だがリンク先はKindle)

競馬騎手のぶっちゃけ話が書かれているという触れ込みで、確かにその通りだったが、あまりおもしろくなかったかな。語り口調で読みやすいのだが (というか語られたものをまとめたのだと思うが)、内容的にたぶんこれが初めての本ではなく、いろいろなところに書いた内容の寄せ集め (あるいは書かなかったことをまとめたもの) であるからだろう。競馬について詳しい人が読んだらまた感想が違うのかもしれないが……