田無には昔は研究施設がたくさんあった

午前中は情報理論の授業。今回も中間試験と同じくだいぶやさし目に小テストを作ったので、概ねみんなできていたようで一安心。簡単過ぎても難し過ぎてもよくないので、匙加減に気を遣うのだが、これはこれでうまく作れると充実感がある。

毎週授業をするというスタイルも、始まるまではどうなることかと思っていたが、毎週準備をして、雑談や小ネタを挟んだり、理解度を確認したりするのも意外と楽しい。意外と、というのは、自分は少人数のチュートリアル (演習) 形式の授業は好きだが、大人数の講義は苦手だという先入観があったので、そうでもないということが分かって (嬉しい意味で) 予想と違ったからである。大人数を前に話すのは予備校で授業をするのと同じような感じか、ということに最近気が付いて、自分が予備校生だったころ、先生方はどうしていたっけ、ということを思い出したりして、こういう毎日もいいもんだな、と思うのである。(予備校時代には、いい思い出がたくさんある)

午後はちょっと調べ物。数字の計算は苦手なのだが……。

夕方はSkypeミーティング。1:1だと画面共有できて便利。一口に東京と言っても、首都大の日野キャンパスはほとんど八王子なので (実際、自分の居室がある建物は日野市だが、20mほど北の通りを挟むと八王子市)、直接会ってミーティングしようと思うと半日仕事になってしまうのであった。田無あたりに移転しないかな。誰得、という感じだが……。

そういえば田無には自分の幼少時代東大の農場や原子核研究所があり、松本先生も電総研 (今の産総研) が田無にあったので田無に住んでいたことがある、とおっしゃっていたので、どこにあったのかな、と調べてみたところ、現在田無高校や通称たこ公園と呼ばれる市民公園がある位置に電総研があったらしい。昔自分が住んでいた社宅から100mくらいしか離れていないので、もしかしたら子どものころ松本先生と田無ですれ違っていたかもしれない (汗) たぶんちょうど入れ違いくらいだと思うけど。

夜は松本研においてあるウェブページの管理。自分も今のところ共同研究員にしてもらっているので編集できるが、研究室のアカウントがなくなったら編集できなくなるということを考えると、Wikiかなにかに移行したほうがいいのかもしれないな〜。長期間管理するというのは意外と大変なのである。