短いサイクルで試行錯誤を繰り返す

午前中、学内の競争的研究費の申請書作成。基本は先日落ちた科研費若手Aの申請書のコピペ (1年分の内容に縮小) だが……。いまもらっている研究費、代表と分担合わせて3つとも全部今年度で終わりなので、来年度以降の研究費を獲得したい状況なのだが、あまりたくさん研究費の申請書を書いても時間を取られるばかりなので、今年は狙いを定めて複数年度もらえる研究費に数本出す感じにするかな (単年度だと毎年書き続けないといけないので……)。

午後は B3 の実験ガイダンス。来週以降は個々の5つのテーマに学生が分かれてローテーションでそれぞれの助教の人が面倒を見てくれるのだが、初回は5つのテーマの紹介というわけで、情報通信コース雑務担当係として立ち会うのであった。デジタル・アナログ変換とかコンパイラ作成とかおもしろそうな実験を (全員必修で) やるようだ。B3 の冬学期の実験ではさらにプロジェクト単位でやることになり、たとえば顔認識実験では画像から類似の顔を検索する精度を複数のチームで競い合ったりするそうで、それもそれでおもしろそう。もっとこういう実験をどんどんやらせるとよいのではないかな。(実習スペースの確保が悩ましいのかもしれないけど……)

夕方、学生と面談。帰宅間際だった (早く帰らないといけない用事があった) ので少ししか話ができなかったのだが、 松本先生は夜19時にアポなしで突然部屋に行っても気軽に相談に乗ってくれて、雑談も含めて気がついたら夜21時、なんてこともしょっちゅうあって、そういうふうにできるのが理想なのだけど、通勤に1時間20分かかるとなるとそうも言ってられず、悩ましい。もっと学生室と近ければ、教員の在室・不在もすぐ分かり、いると分かったらノックしやすくなるんだろうけどなぁ……。

Python の超基本の演習問題なにかないかなぁと思ったら CodingBat というのがあるらしい。このくらいのレベルの演習って大学の1年生向けのプログラミング課題でありそうなものだと思っていたのだが、すぐ実行してテスト結果も見せてくれるようなのが意外とないのである。(このスクリプトをダウンロードしてこういう結果が出るようにせよ、みたいなのはあるんだけど、独習には向かないし)