自分の不得意な形でも戦えるようにする

朝から出勤して講義資料を作成する。一応完成したので印刷しようとコピー室に行ったらコピー機がトナー交換で使用不可能。リソグラフを使おうと思って試してみたら紙が途中で切れて印刷できず。前日までに準備が完了していない自分が悪いのだが、泣きっ面に蜂である。

午前中、2回目の授業、1回目より話すのには慣れてきたが、やはり難しい。どうなればいいのかは分かるのだが、どうしたらそうなるのかが分からない。言うは易く行うは難しである。いつかは手応えが出てくるのだろうか……(助教のときも慣れるまで1年以上かかったが)。

午後はテクニカルライティングの演習の3回目。1グループ6人が研究室に来るので、彼ら・彼女らに論文の書き方を演習する、という授業である。ペアになっていた先生が学内の委員会で不在なので、自分だけでやってみる。午前中の40-50人くらいを相手に話さないといけない講義と比べて遥かにやりやすいし楽しい。やっぱりこういう形式でないと苦手なのであるが、得意な形でばかりやっていても成長しないので、これまでの得意な形を封印して新しい形でも戦えるようになる、というのが今の課題なのであろう。去年も紹介した「勝ち続ける意志力」にも似たような話が書いてあったのを思い出した。

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

結局自分の勝ちパターンがない人は勝ちパターンを1つでも見つけるのが大事だが、勝ちパターンがある人はそれにとらわれて新しい環境に適応できなくなることがあるので、いかに未練なく過去の勝ちパターンを捨てられるか、ということも重要なのである。

夕方は Skype ミーティング。いくつかの依存関係が絡まって止まっている仕事があり、なんともいえない状態になっているのだが、先に進むといいな……。