人生思ったようにすぐ動くわけではない

午前中、退去点検のために部屋の中の掃除。水回りとかキッチンとか。元々が古い建物なのでどうしようもないところもあるけど……。

合間に在宅で仕事をするが、松本先生から仕事の問い合わせが次々来る。うーん、やっぱり出勤した方がいいのかな。2月の有給はもう申請してあるのだが、3月はどうしよう。出張があるので、平均して週1-2日くらいしか研究室に顔を出さない予定 (基本的にはミーティングと、外から訪ねてくる人の応対) なのだが、それで足りるかどうか。むしろ自分の座席を空けないといけないので、そろそろ断捨離しないと。

午後に退去点検。最終的には荷物を出したあとに再度点検するようだが、ほぼ確実に敷金は全額戻ってくるらしい。よかった。まあ、子どもがいるわけでなし、何かを壊したわけでも汚したわけでもないのでこれが常識的だと思うけど、大学の宿舎を出るとき同じように使っていたのに (2年しかいなかったにもかかわらず) 20万以上退去費用を取られたのが際立つ。いくらなんでも、あれは取られすぎだと思った。

2週間後に東京に引っ越すので、今回はホテルに宿泊せず節約して実家へ。「寒い」と言われたが、京都・奈良の方がはるかに寒いので無問題。なぜか (去年結婚して家を出ていた) 兄が来ていたので、最後まで実家ぐらしの弟 (三男) と3人でいろいろ話したりする。

父が「武蔵境に住むということは、奈良はもう満喫したから今後はしばらくこっちにいるのかな」と言っていたようだが、奈良に永住してよい、というか仕事があるならずっといたい、と常日頃思っている自分としては、東京に戻ってくることのほうが想定外。今日も品川で山手線に (人が多過ぎで) 乗れず、こんな環境で生きていける気が全くしない。次の職場は都心方向に通勤しなくてよいだけましだが、もし山手線の内側に通勤しなければならなかったら、いろいろ切り詰めてでも近くに住むと思う(都会にはできるだけ住みたくないのだが)。どう考えても東京より関西のほうが住みやすいと思うのだが、なんでこんなにみんな東京に集中するのだろうか。(実家が東京にある自分が言うのもなんだが……) もっとみんな分散したほうがいいと思う。

しかしながら、4年前はあれだけ東京に行こうとして就職活動したのに結局奈良に残って、去年はあれだけ関西にずっといられるよう周到に準備したのに結局東京に戻ることになり、人生分からないものである。自分の人生、Xをしようと思ってから3年後くらいに実現することが多いので、何事も投機的に3年くらい前から「これやりたい」と思うようにしている。