短かい時間でも話すと考えが整理される

今日も今日とて学生の中間発表x3=4.5時間。しかも朝イチの司会なので、久しぶりに8時前に家を出た気がする。

学生の発表のとき出席するだけならまだ疲れるだけだが、司会だとその場にいないと発表自体が流れる可能性があるので責任重大だし、司会をしている間は時間を計ってベルを鳴らしたり (これは iPad を購入してから Presentation Timer というアプリを使うようになって楽になったが)、参加者に質問やコメントを促したり、逆に会場からコメントがなければ代わりに質問したりしないといけないので、大変緊張する。

しかも、M2以上の学生の発表だと、学生の所属研究室以外の副査の先生のコメントが必須なので、発表のときに副査の先生方がちゃんと揃っているか確認したり、あるいはコメントをいただけるよう発表直後の質問をしていただけるようそれとなく様子をお伺いしたり、いろいろ気にしないといけないのである。学生からの質問やコメントが出るのもよいことなのだが、一番のプライオリティは論文の審査委員に名前を連ねている方々なので、学生が本質的ではない質問で延々他の人の質問・コメント時間を消費しそうになったら途中で割り込んだりもしないといけないし……。(M1の学生の発表だと、審査委員も決まっていないしもっと緩いので、学生の人も練習だと思ってどんどん質問してくれるとよいと思うけど)

そういえば先日国立大学の運営交付金が50%停止というニュースを聞いて、さすがに本当に止まることはないだろうから、我々には影響ないんじゃないかと思っていたが、あにはからんや

昼少しだけメールの読み書き。そもそもメールの読み書きすらまともにする時間がない。

午後は前述のとおり、学生の中間発表の残り2コマ。終わったら18時半で、外は真っ暗。まじでしんどい……。松本研の学生の発表のほとんどに出席して、含蓄のある質問や有益なコメントをくれる[twitter:@neubig] さん、神。

明日 (9月26日) は名古屋地区NLPセミナーというのにお呼ばれしていて、夕方から名古屋大学で「英語学習者コーパスを用いた英作文の誤り訂正」というタイトルで45分話す予定なのだが、泥縄で資料を作っているところである。松本研の言語教育勉強会で今年から英語学習者の作文誤り訂正に取り組んでいるので、勉強会メンバー代表でみんなの研究を少しずつ紹介するので、近隣で興味ある方、参加費無料なのでぜひどうぞ。

そういえば、[twitter:@overlast] さんにお誘いいただいて、9月30日にはミクシィで開催される第3回データ構造と情報検索と自然言語処理勉強会にて「Yahoo! 知恵袋に対する述語項構造と照応関係のアノテーション」と題してマニアックな話をする予定なので、こちらも興味ある (?) 方々、どうぞお越しくださいまし (笑)