少しずつ研究室の一員になっていく

朝の便で関西に戻る。一度京都の自宅に戻って、改めて大学へ。今日は[http://chasen.naist.jp/hiki/SVM2012/:title=SVM勉強会]があるのだ。いつもは新幹線の中は仕事あるいは読書タイムなのだが、連日の移動で疲れていて何もする気が起きない。本の1冊くらい持っていればよかったのだが、本も切らしていたので、ぼーっとする。

さて、SVM勉強会というのは、松本研で毎年行われている勉強会で、もともとは Support Vector Machines の勉強会だったのでこの名前がついているが、もはや名前と内容には関係がなく、単に年1回NAISTに集まって研究発表と懇親会をする場所になっている。(あと、自分が入学したころまでは懇親会は外に食べに行っていたが、ここ数年はゼミ室で懇親会をしている) また、ほとんどのM1の人たちにとっては、この勉強会が学外で自然言語処理の研究に携わっている人たちの話を聞く初めての機会になっているので、そういう意味では重要な会なのだろうと思う。

今回も多様なトピックで話があったが、学外のみなさん、この勉強会のためにネタを仕込んで来てくださっていて、大変刺激になる。自分もがんばらないとなぁ。松本先生まで夏休みの成果報告をされていて、びっくりする。先日の国際会議には投稿しなかったそうだが、〆切24時間前は徹夜で一気の書く気満々で、「さて書くぞ!」と準備していたとか。結局実験結果が想定外だったので、今回はパスするとのことだったが、秋以降も研究プロジェクトのチームは継続するそうなので、そのうちどこかで聞けるようになるかもしれない。

しかしこの勉強会の参加のためだけにインターン先から奈良に帰ってきたという[twitter:@mulgray] くんはすごい。自分もM1のときちょうどSVM勉強会の日がインターンに行く前日で、発表だけ聞いて懇親会を中座し、日付が変わるころ横須賀に着いたような記憶があるのだが、確かにM1のとき外部の人の話を聞くのはなにかとよいのかもしれない。[twitter:@sorami]くん始め、準備と片付けを手伝ってくれた在学生にも大感謝。

帰り道、関東にお帰りの方々3人を京都方面までお送りする。自分は桃山御陵前でみなさんより一足先に降りたが、ここの生活も半年経ち、慣れてきたかな。いいところ悪いところそれぞれあるが、交通が (NAIST周辺と比べてはいけないくらい) 便利なのは間違いなくよいところである。