テキストアノテーションの未来について語る会

今日と明日はテキストアノテーションワークショップ・コンテスト参加のために東京へ。新幹線の中で今日〆切の原稿を書いたり赤を入れたりする。

このワークショップ、もっとこぢんまりしたものかと思ったら、総勢60名が参加する (企業から9名) ワークショップで、大盛況。NL研より遥かに人が集まっているような……。

発表は全部で18件で、前半の12件がコンテストとなっていて、予稿以外に研究計画書も提出し、優れた計画には最大250万円の予算をつけて、NIIと共同研究をする、というような形だったので、もう既に終わった研究ではなく、これからこういう研究をしたいという話を12件も聞けるというのは珍しいことで、けっこうおもしろかった。

懇親会に行くとなぜか[twitter:@oxy]くんがいたので近況報告 (?) など。今年も入力メソッド飲み会 (毎年年末に関西で開催されている飲み会) やれるかな。第2回入力メソッドに関する国際ワークショップは開催される (12月) ようなので、できるといいのだけど……。

懇親会のあと7人で2次会へ。[twitter:@hikaruy] さんや [twitter:@Yucchiiro] さんと、今後言語処理はなにをするべきか、なんていう話をしたり。こういう会に参加して思うのだけど、自分は大学にいると研究者というよりはエンジニアのほうにシンパシーを感じる (たとえば今回のワークショップでも大学や研究所の人のコメントや質問より、[twitter:@taku910] さんの質問やコメントのほうが自分の思うことに近い)。たぶん企業の人から見ると全く研究に軸足を置いているように見えるのだろうし、その通りなのだろうけど……。どっちつかずで中途半端になっているが、今後どうしたらいいのだろうか、ということを考えたりする。