原因を追求するか、ゼロから始めるか、それが問題だ

午前9時から学生室にパーティションを入れるというので待機。[twitter:@teenst]くんと[twitter:@mitsuse_t]くんの間など、学生室入口付近で、出入りのために常時ドアを開けておくことが多い場所にパーティションが入ったのだが、学生室で話しにくくなったという不満の声もあり、悩ましいところである。(どちらかというと、他の人から自分の画面が丸見えなのを嫌がる人のほうが多く、それが理由であまり研究室に来なかったり、図書室で作業したり、という人のほうが多数派じゃないかな)

オープンキャンパスに合わせてリニューアルされた中村研のページの座席配置を見て懐かしい気持ちに。自分も入学直後1年間はこのY字型の配置で、夜な夜な先輩方から研究の話や大学の話など、いろいろ聞いたものである (同期とは寮のラウンジや部屋でたくさん話したなぁ)。共有スペースが広く、各学年がバラバラで隣り合う座席が準備できるといいのだけどな〜。年々学生数の増加に伴って共有スペースが縮小し、そもそも学生室で集まれる場所がなくなってしまったのは残念。あと、新入生の数が多すぎて、同学年ができるだけ隣接しないように配置してもどうしようもない配置になったりするのだが……。

午前から昼にかけて、オープンキャンパスのテーマ別研究室ツアーの準備。去年は初めてだったので右も左も分からず、丸々1週間以上使ってしまったが、今年は2年目なので勝手が分かっており、合計で丸2日分の作業量くらいで済んでいるかな。こうやって段々大学の仕事に慣れていくのだろうか……。

午後、Kevinさんと学内実習の学生割り当て決め。学生の希望と各テーマの受け入れ可能人数、それぞれの学生のバックグラウンドと研究としてやりたいことを勘案して決めたのだが、今年は非常に悩ましかった。空前絶後の述語項構造解析人気だったのだが、もっとテーマを用意しておけばよかったかな。「新入生の人数分、研究テーマを考える」というのも仕事の一つだったりするが、新入生が12人いるといろいろと大変。(学生は学生で取り組みたいと思っているテーマはあるが、学内実習を取る人も多いので、夏の4週間程度取り組んでなにか実装・評価できそうなタスクを考えておく必要がある)

ともあれ、誰が何をするのか決まり、段々次の研究に頭が切り替わりつつある。研究を論文誌にまとめるのも重要な仕事の一つだし、こちらも進めておかないといけないのだが……。

夕方はオープンキャンパスの設営。[twitter:@shiraily]くんが全体の準備を手伝ってくれた。感謝!ディスプレイが不調のPCがあったのだが、こちらは[twitter:@mulgray] くんが直してくれた。再インストールするのが直すには手っ取り早いのだが、ドライバのバージョンを調べたり、一つ一つ原因を調べて結局ドライバが正しくインストールされていないのは謎だったが、Windows 7のAeroを切れば画面のちらつきは抑えられることが分かり、一歩前進。さすがである。

スキルがない初めのうちはなにかあるとすぐ再インストールに走りがちだが、できるだけ再インストールせずに直すのが腕の見せ所なのである。(あるいは途中まで作ってすぐにスクラッチから書き直してばかりで完成しないとか)

家に帰ってきたら疲労で妻より先に寝てしまった。せっかくの週末だが、明日も朝からオープンキャンパスなので、がんばろう!