医療とコミュニケーションは切っても切れない

医療コミュニケーションシンポジウムというものに参加。東大の福武ホール。 日曜日なのであまり人がいない。このシンポジウム自体、元々は3月に予定していたそうだが、震災の影響で延期して今日になったとのこと。

内容的には人工知能学会が主催だったので、もっと情報系の、というか自然言語処理の人がいるのかと思っていたが、半分以上医療関係者であったように思う。自然言語処理関係は H 中さん、@ARAMAKI さんなど数えるほど。

とはいえ、自分は妻が医療関係者なので、医療の詳しい話を聞けてこれはこれでおもしろかった。妻はこういう世界で仕事をしているのか〜。「医学と医療は違う」とときどき聞くのだが、(情報系を除く) 医療分野で研究をしている人、妻以外知らなかったので、参考になった。質的研究と量的研究とか、重回帰分析とか分散分析とか、妻の研究につき合って耳学問で勉強していたが、みなさん同じようなことをされているようである (ある意味当然だが……)。

お昼は赤門の近くだったので土筆へ。カキフライ定食。ノロちゃんのトラウマがあるかと思ったが、杞憂だったようだ。来年の言語処理学会年次大会は広島市立大学らしいので、(去年は異常気象でほとんど食べられなかった) 焼きガキを楽しみにしよう。

今回のシンポジウムをオーガナイズされていた石崎先生に、H 中さん経由でこれから取り組もうと考えている研究について相談したところ、和歌山大学吉野さんをご紹介いただいたり、大変ありがたい。石崎先生はお忙しそうにしていたが、やはりオーガナイザーは大変なんだろうな、としみじみ思う。まして、開催が半年延びたりすると、ポスターから案内から全部やり直しだろうし……。どうもお疲れさまでした。