悪い文を捨てることができるのが文章の達人

カルディで買ってきた水出しアイスコーヒーを飲む。水出しである必要はないなと思った。ただ、やはりコーヒーを飲むと頭痛がしないのは正しいようである。いや、昨日も今日も論文の添削のために研究室に来て仕事をしているせいかもしれないが……

夕方から激しい雷。そして雨。さらに地震。なんだか奈良でも地震の回数が増えてきてちょっと不安である。

夜は@tomo_wbくん@mrcarrotくんたちがほうれん草とジャガイモのカレーを作ってくれていたのでご相伴にあずかる。これはおいしい。最近寝る前に固形物を食べるとお腹に違和感があったのだが、全然ないし。ご飯を食べる時間は8時前にしたほうがよいのだろうな……

論文〆切まで残り48時間を切っているのでなんとも言えない。ちょっとこの週末は頭痛にならないように気をつけ過ぎたかも……。論文にコメントを入れるとき、最初から細かい指摘をしても時間が取られるだけなので、大きなところから細かいところに行きたいのだが、自分はコメントの粒度をまだうまく調節することができないので、最初から細かいところも直しに行ってしまうのだが、これはなんとか改めたい。

英語の論文を書く人には、いつも@ymatsuoさんの松尾ぐみの英語論文の書き方を紹介しているのだが、@taroleoさんの良い論文を書くために知っておくべき5つのこともとてもよい。

特に「良い文章とは、悪い文章を書き直したものだ」と「書いた文に振り回されるくらいなら、思い切って捨てなさい」は自分も毎回復唱している。いい文章を書ける人というのは、いい文を書ける人のことを言うのではなく、悪い文を捨てることができる人のことなのではなかろうか。自分が書いた(時間もかけた)思い入れのある文を惜しげもなく削除できる、こういう人が切れのある文章を書くことができるのである。(そういう意味では、この日記などは相当な悪文である。毎日1時間前後でだーっと書いて、少しだけ寝かせてそのまま公開する。Twitter の発言同様、あとから段落ごと削除することはよくあるが……)