この2週間 Word と戯れる日々

昨日の日記にも書いたとおり、安らかに眠れたのは午前6:30なのだが、10:30には研究室に行っていないといけなかったので、3時間睡眠。寝る直前は恐らく風邪による吐き気と戦っていて、起きたら治っていることを期待してなんとか耐えて3時間寝たら持ち直したが、苦しい……

11時から NTT で研究の相談。そろそろ〆切が近づいてきたので、落としどころを探さないといけないのだが、このネタに一区切りついたと言うためにはどこまでやればいいのか、そして他の人たちがなんでああいう手法でやっているのか (あるいはやらざるをえないのか)、なんとなく分かってくる (自分でデータをいろいろ見たので……)。

事実は小説よりも奇なりと言うが、自然言語処理ではデータが全て。いくら頭で考えていてもデータはそれを上回る方向に研究を導いてくれるので、おもしろい。

午後13:30からは@neubigさんによるノンパラメトリックベイズチュートリアル。資料も説明もスマートで最後まで聞きたかったが、体力的な限界かつやり残した仕事があったため、泣く泣く離脱……。

@syou6162さんの論文紹介にも出ている暇もなく、ひたすら Word と PowerPoint と戯れる。箇条書きで改行すると勝手に番号が進んで困るのだが、Shift+Enterだと番号を進めず改行できるらしい。あとフォントサイズを大きくすると急に行間が開く現象。段落のプロパティで直せるそうだ。そんな機能知らないよ……。

自分の使っているのは MacMS Office 2011 なのだが、コピペするとけっこうな頻度で落ちる。再現性もあるので、コピー元かコピー先に原因があるのだろうが、そんなことはどうでもよく、ちょっと脱力 (不思議と MS 製品に対して自分は怒ることはない)。夕方からまた体調が悪化したので、とにかく早く終わってほしいという一心で、一区切りするところまでひたすら修行のように埋める。「これ以上は体力的に無理」というところまで粘り、あとは松本先生に添削をお願いする。

松本先生に論文以外の添削をお願いするなんて学振の申請書以来だろうか。お願いしたらいつも赤入れて返してくださるので、勉強になるのだが、その割にはあまりお願いしていないかも……。「書いたら書いたことはやらないといけなくなるので、あえて詳しく書かない」とか高等テクニックがあるようなのだが、自分にはその勘所が分からないのだ。詳しく書きすぎると適用範囲が狭くなるのであえて曖昧に書く特許と似たようなものだろうか? (特許も曖昧に書きすぎると落とされるようだが)