研究でも必要は発明の母

午前中、溜まった仕事を粛々とこなす。

昼から述語項構造タグづけミーティング。項のラベルづけはけっこう悩ましい (どのような粒度でつけるかとか、複数人で一貫してつけられるかとか)。

タグづけツールをどうするかでも相当違うと思うが、やはり作業する人とツールを開発する人が近くにいて、密にコミュニケーションを取りながら開発・タグづけするのが一番お互いに取って有益である、ということを再確認。作る人は使う人がどういうことをするのか知らないと、使えるツールを作るのは困難である。

「こういう機能がほしい」という言葉を聞いてそれを実装するだけではなく (というか、離れているとそういう言葉自体聞けなかったりするが)、そもそもどうしてそういう機能がほしいのか? なにが問題なのか? ということをやり取りしていると、もっと簡単に、そしてもっと効果的にその問題を解決できたりする。研究でもなんでも、相手の立場に立って考える、というのは大事なことである。

夕方から @shirayu くんと松本先生と研究相談。といっても半分以上雑談だった気がするが……。

青色申告について最近調べているのだが、なかなかちゃんと簿記について勉強したほうがいいのかも、と思ったりもする。確定申告はこの10年くらい毎年やっているのだが、経費の計算を除くと基本的に給料に関するところだけ見ていればよかったのに、青色申告(白色申告)になると気にするべきところが増えすぎて、ちょっと大変。

↓の本を福島で買って帰りの飛行機の中で読んだ。結局会計ソフトがかなりの部分をやってくれるようで、それぞれの書き方の根本的な考え方を説明してくれるよい本だったが、どの会計ソフトがいいのか分からなかったし、「会計の考え方を知らないままソフトに頼るのはまずい」と弟が常日頃力説しているので、ソフトに全部任せてよいのかと気になる。

図解 いちばんやさしく丁寧に書いた青色申告の本〈’11年版〉

図解 いちばんやさしく丁寧に書いた青色申告の本〈’11年版〉

あと、青色申告とは関係ないが、法人からの寄附金は全額損金に、個人からの寄附金は2000円を超える部分、当該年度所得の40%を限度に所得から控除できるらしい。う〜む、40%というのがまた微妙なライン……。(自分の所得が少ないせいであるが)

夜、近くのガソリンスタンドで廃車の代行をしてくれるらしいので足を運んだのだが、実印と車検証がなかったので、車だけ置いて (なぜなら今日が車検の切れる日だったので) 後日また持ってくることに。実印はともかく、車検証が車と一緒になかったら、いったいどこにやったのだろう……