中古車の社会的費用

車検切れが4月28日に迫っているので、廃車にするための手続き調べたりなど。住民票と印鑑証明がいるようなのだが、土日は市役所がやっていない。どうしたものか、と思っていると、生駒市のページによると近くのコミュニティセンターで発行してくれるらしい。こんな近くで発行しているんだ……これまで毎回市役所に行っていた自分っていったい (買い物とみずほ銀行の通帳記入ついででもあるけど)。

中古車も見ようと思って奈良市街地へ。最初阪奈道路と第二阪奈道路を間違えて、「第二阪奈道路は直進」と書いてあるのを信じてものすごく南の方まで行ってしまった (いや、標識は正しいのだが)。慣れない道は怖い……。

聞いてみたら軽自動車の中古車でも、車体価格30万円から、そして手数料が15万円ほど、さらに車検や保険を入れると60万円から、ということで、全部コミコミで30万前後を期待していたので、断念。(そもそもあと何年乗るのか分からないのに、「10年乗れるよう保証します」と言われても……) とりあえず夏のボーナスが出てから考えよう。

元々「自動車の社会的費用」

自動車の社会的費用 (岩波新書 青版 B-47)

自動車の社会的費用 (岩波新書 青版 B-47)

にあるように、自動車の価格が安いのは負担するべきコストを利用者が払っていないせいだと考えているので、価格が高いのは別にいいが、高い理由が「乗っている人の安心のため」というのは(そしてそのために整備費用が本体と同じくらいかかるのは)釈然としない。廃車にするのも、こんなに安くていいんだろうか。相当環境に負荷をかける乗り物だと思っているのだが……(でも地方暮らしだとないと不便) 

(2011-04-17 追記) コメントいただいて考えてみたが、なにが違和感あったのかというと、「なるべく高い車を売りたい」と恐らく思っている販売員に、こちらの希望(短くて1年しか乗らない、長くても10年は確実に乗らないので10万km乗っている車でもいい、と言うのに2万km程度の車を売りつけようとする、等々)を無視して高い車を売ろうとし、それでいて事務手数料に15万と言われると、彼らの給料がここから出るのかと思って不服だったのだろうな、と思い至った。「ローンを組めば買えますよ」とか、「4年乗ると割安になるコースがありますよ (金額全部計算すると全然得ではない)」とか、しきりに勧められてもねぇ……

しばらく車なし生活に戻るが、修士のころは片道1時間くらいは普通に歩いていたし、歩いたほうが腰にはいいんだよね〜(と負け惜しみ(笑))。NAIST周辺は山あり谷ありで自転車には厳しく、原付でも冬の寒さで死にかける、という過酷な環境なのだが、4-7月くらいは温暖(とはいえ5月一気に暑くなるが)な気候なので、夏休みまでは大丈夫かな、と……