研究に没頭する院生男子の妄想

ACL HLT 2011 という国際会議の short paper (4ページ)の採択論文リストが出る。@tettsyun くんが投稿していた論文が通ったようだ (自分は第三著者)。めでたい。

他にも@neubig さんは long に続いて short でも採択されたり、すごいな〜。D1のときのがんばりがこの時期の国際会議で報われるので、4月にD1になった人はいまのうちからコツコツと研究しておくのが鍵かなと。

先日「高杉さん家のおべんとう」を読んだ

高杉さん家のおべんとう 1

高杉さん家のおべんとう 1

のだが、研究者(ポスドク助教)生活を一般の人から見るとこういうふうに見えるのか、とおもしろかった(笑) ひょんなことから地理学のポスドクの主人公が中学生の女の子を預かることになるのだが、男やもめなので持たせるお弁当に苦労しつつ、楽しい(?)研究室生活を送る、という話。というか、割とリアルな研究者の生態……。柳原望の漫画、最近買っていないな〜と思っていたが、こんなの書いていたのか。

先月の anan に「今院生男子がアツい!」という記事があり、

今日読んだ最近?のananに、「大学院生男子が狙い目。①今はお金ないけど時間は充分あるから尽くす②落としやすく駆け引き不要③将来の収入有望。つまり最優良物件」って書いてた。「大学近くのカフェでMacBookとか使ってるやつ狙え」とも。

と書いてあったらしいのだが (大学の購買にはあったようなのだが、結局立ち読みせず)、若い女性から見るとそう見えるのか……? 「大学近くのカフェで MacBook 使って論文書いていると、anan を読むような若い女性から狙われる (かもしれない)」ということなのだろうか (笑) いや、NAIST 近くにはカフェもないけど……。

先日紹介した「工学部ヒラノ教授」には筑波大学ができた当初はど田舎で、街頭もなく駐車場に行く道は未舗装、夜は野犬に襲われるので、「長靴、懐中電灯、棍棒」が三種の神器だった、という話が書いてあったが、NAIST も開学当初は全く同じで、暗闇の中野犬に後ろをつけられたことがあるし、いまでも懐中電灯は常時携帯している、という話をときどき松本先生がしているが、いまの発展っぷりからは想像できないな〜 (いや、NAIST の裏手を見るとなんとなく分かるが……)