自分で自分にしかできない仕事を作る

午後、@shirayuくんが新しく作っているタグ付けシステムのミーティング。日本語コーパスで作ったタグ付けツールが使えればいいのだが、諸事情によって使えないので新しく作ったのだが、あっという間にできてびっくり。自分はこんな機動力はもうないかも……。すごいな〜

となると問題はシステムではなくタグ付けガイドラインのほうだったりする。これはプログラミングの話ではなく言語学の話なのだが、先日@taku910さんも「年取ってくるとコードを書く速さは若い人に絶対勝てないので、自分で自分しかできない仕事を作る能力が大事」とおっしゃっていたのに納得。今年度、自分はどのタスクでも事例分析をていねいにやるつもりなので、ウェブ開発は自分より遥かに手が速い学生の方々にお任せして、自分は言語現象の分析や基盤ツール/ライブラリ周りをがんばろう。

9月にNAISTでシンポジウム・研究会的なものを開催できるかと思って会場の都合を問い合わせたところ、ミレニアムホール(入学式などに使われる大きな講堂)はもう埋まっているそうで、びっくり。半年前でもダメか〜。研究科の教室は使えるとのこと。ありがたい。先日豊橋技科大に行って思ったが、NAIST言語処理学会みたいな巨大な学会を開催するのは無理だろう (※言語処理学会の年次大会は600人近く来場する)。