田舎暮らしと仕事探し

国際会議の査読の〆切が月末に迫っているのでいろいろと印刷したり読み始めたり。paper bidding という「この論文を読みたい」と投票するシステムがあるのだが、今回は全部希望通りに割り当ててもらえたようだ。印刷してパラパラ見た感じ、どれもあからさまにひどいのはなさそう (まあ、それなりの会議だからかもしれないが)。コツコツと読んでいかないとな〜

5月のNL研(情報処理学会自然言語処理研究会)で発表しそうな学生の人たちに、出すつもりかどうか確認。松本先生も「博士の学生は年1-2回は研究会か全国大会で発表してほしい」といつも言っているが、確かに年1回はどこかで研究の話をするとそれなりに実験もするだろうし、ペースメーカーとしてもいいのかも (国際会議に出す前に力尽きたとしても……)。

奈良の家ではどういう食材が家に備蓄されていて、どこに調理器具や食器があるのかは、1年住んでいる自分のほうがよく知っているので、いつも料理は自分が作っている(いつも我々夫婦では料理を作らなかったほうが食器を洗うことにしている)のだが、週末で時間があったので久々に2人で作って楽しかった。2人で作るとすぐ終わるし、役割分担してお互い「これやってくれる?」「ありがとう」みたいなやり取りができるのも嬉しい。

とりあえず3月中は奈良にいると思うので、4月26日で車検が切れる車 (注: 研究室的には「高村カー」と呼ばれている車) をどうにかしないとな〜。自分的にはしばらく運動のために自転車でもいいかと思ったのだが、2人いると車がないとやはり厳しい。@nokuno さんの日記でも@mikio1978さんの言葉としてシリコンバレーについて「田舎暮らしは仕事がないという欠点を克服している場所」という表現が引用されているが、自分も同感。松本先生と来年度以降の自分たち夫婦の予定について相談させてもらったが、奈良は田舎暮らし的には大満足なのだが、仕事がないという欠点が克服できていないのが悩みである。

自分が奈良先端大 (というか松本研) 以上に働き・住みやすい場所を日本で見つけるのは至難の業だと思うし、悩ましいところである。